今日は年中無休の格安床屋に行った。
「それじゃ、ついでにこれを振り込んできて」といわれたので銀行も寄った。
片道僅か10分ほどの散歩がてらの道でいろんな人と会った。
一人め。
「あら○○さんどちらへ」
「床屋さんです」
「そうやろね、床屋は一人で行くよね、奥さんも一緒というわけにはいかんもんね」
彼女は劇団で一緒のおばちゃん、市の「第9」の合唱も一緒していた。
言われてみれば私が彼女と会うときは必ず女房が一緒にいる。
劇団の打ち上げの後有志でカラオケに行ったときも彼女は女房と一緒の私を見ている。
俺を「濡れ落ち葉」のように思ってるのかも。
二人め。
「あら、久しぶり」といって彼女は自転車を降りる。
「おう、えっとどこで一緒してましたっけ」
「金曜のダンスよ、ずっと行ってる?」
「ああ、そうでしたね、行ってますよ」
「私ね、11月と12月は仕事が忙しくてダンス休んでるの、また1月からよろしくね」
そういわれてみると金曜のダンスの生徒が3分の一くらい休んでいる。
年末にかけて皆仕事が忙しくなっているのかもしれない。
毎日日曜日の私はそういう感覚がなくなっている。
三人目。
昔のダンスサークルで一緒だった床屋のおじさんが自転車ですれ違う。
彼は気が付いて自転車を降りる。
半年振りくらいかもしれない。
顔色が悪いし白髪が増えて一挙に老け込んだ感じだ。
彼の奥さんは私が通ってるダンスレッスンに来ている、何故か夫婦一緒には行動しない。
一時隣家が火事を起こし大変だったときいていた。彼も手に火傷したという話を思い出した。
両手に軍手をはめている、自転車が寒いからだろうとは思うが火傷のことも気になった。
しばらくの間立ち話をする。
彼が主催しているダンスサークルは来年3月で止めるという。
利用している市のホールが有料になるからだそうだ。
今日は整骨院に行った帰りだそうだ。
まだ老ける年ではないのに、目の動きが鈍くなって言葉も少したどたどしいような感じを受けた。
私達の年代は老い始める年代で、半年ほど間を空けて会うとドキッとすることがある。
人にもよるが老いの進行の激しい人が出てくる。
四人目。
近所のカラオケの店のママさん。
近づいてきながら、私の歩き方を真似する。
歩くのが遅い私の歩き方をいつもからかう。散歩しても遅すぎて運動には全然なってないよという。
「おや、今日はえらい早いね、どこへ行くの」
「買い物よ、早いっていつもこの時間に買い物いってるんやで、最近来てないよ、また来てな、今日はどこへ行ってたの」
「と・こ・や」
「またね」
追加で。
そういえば昨日は市の音楽祭に参加していて一緒に練習していたある女性に久しぶりに出会った。
今までずっと気が付かないでいた。
彼女は女房と立ち話をしていた。
女房が私のほうを指差して何が言っている。
そして、思い出した昔ダンスサークルで一緒だった女性だ。
彼女はあの笑顔で微笑んでいる。
その笑顔で瞬時に記憶がよみがえった。
いつもは氷のような表情をしているから気が付かなかったのかもしれない。
あのダンス教室が解散してもう1年半になる。
懐かしさに思わず握手した。
懐かしさに私はしばらく彼女の手を握り締めていた。
女房の目がキラ~ンッと光ったような気がした。
彼女は子供の頃から両親にダンスを教わって父親と子供の頃から踊っていたいう話などを思い出した。
初恋の女性に再会した気分。
あっはっは。
「それじゃ、ついでにこれを振り込んできて」といわれたので銀行も寄った。
片道僅か10分ほどの散歩がてらの道でいろんな人と会った。
一人め。
「あら○○さんどちらへ」
「床屋さんです」
「そうやろね、床屋は一人で行くよね、奥さんも一緒というわけにはいかんもんね」
彼女は劇団で一緒のおばちゃん、市の「第9」の合唱も一緒していた。
言われてみれば私が彼女と会うときは必ず女房が一緒にいる。
劇団の打ち上げの後有志でカラオケに行ったときも彼女は女房と一緒の私を見ている。
俺を「濡れ落ち葉」のように思ってるのかも。
二人め。
「あら、久しぶり」といって彼女は自転車を降りる。
「おう、えっとどこで一緒してましたっけ」
「金曜のダンスよ、ずっと行ってる?」
「ああ、そうでしたね、行ってますよ」
「私ね、11月と12月は仕事が忙しくてダンス休んでるの、また1月からよろしくね」
そういわれてみると金曜のダンスの生徒が3分の一くらい休んでいる。
年末にかけて皆仕事が忙しくなっているのかもしれない。
毎日日曜日の私はそういう感覚がなくなっている。
三人目。
昔のダンスサークルで一緒だった床屋のおじさんが自転車ですれ違う。
彼は気が付いて自転車を降りる。
半年振りくらいかもしれない。
顔色が悪いし白髪が増えて一挙に老け込んだ感じだ。
彼の奥さんは私が通ってるダンスレッスンに来ている、何故か夫婦一緒には行動しない。
一時隣家が火事を起こし大変だったときいていた。彼も手に火傷したという話を思い出した。
両手に軍手をはめている、自転車が寒いからだろうとは思うが火傷のことも気になった。
しばらくの間立ち話をする。
彼が主催しているダンスサークルは来年3月で止めるという。
利用している市のホールが有料になるからだそうだ。
今日は整骨院に行った帰りだそうだ。
まだ老ける年ではないのに、目の動きが鈍くなって言葉も少したどたどしいような感じを受けた。
私達の年代は老い始める年代で、半年ほど間を空けて会うとドキッとすることがある。
人にもよるが老いの進行の激しい人が出てくる。
四人目。
近所のカラオケの店のママさん。
近づいてきながら、私の歩き方を真似する。
歩くのが遅い私の歩き方をいつもからかう。散歩しても遅すぎて運動には全然なってないよという。
「おや、今日はえらい早いね、どこへ行くの」
「買い物よ、早いっていつもこの時間に買い物いってるんやで、最近来てないよ、また来てな、今日はどこへ行ってたの」
「と・こ・や」
「またね」
追加で。
そういえば昨日は市の音楽祭に参加していて一緒に練習していたある女性に久しぶりに出会った。
今までずっと気が付かないでいた。
彼女は女房と立ち話をしていた。
女房が私のほうを指差して何が言っている。
そして、思い出した昔ダンスサークルで一緒だった女性だ。
彼女はあの笑顔で微笑んでいる。
その笑顔で瞬時に記憶がよみがえった。
いつもは氷のような表情をしているから気が付かなかったのかもしれない。
あのダンス教室が解散してもう1年半になる。
懐かしさに思わず握手した。
懐かしさに私はしばらく彼女の手を握り締めていた。
女房の目がキラ~ンッと光ったような気がした。
彼女は子供の頃から両親にダンスを教わって父親と子供の頃から踊っていたいう話などを思い出した。
初恋の女性に再会した気分。
あっはっは。
ほんの一瞬でも心が躍れば血液サラサラよ!
てんてんさんはいつも血液サラサラの感じを受ける。