思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

タイムスリップ

2005年03月12日 | Weblog
光速よりも早いものがあれば、我々の過去を見ることができるはずだ。
人類の過去ルーツを知りたい欲求は強い。古代遺跡、古代彫刻、絵画、その後写真が発明され、映像が音声が記録されることで、我々はより多くを過去に残すことができるようになったが。

光速を超えるものでタイムスリップできれば、考古学者が遺跡の断片をかき集めて過去を推定する作業も無価値になる。いつでもどんな過去にでもタイムスリップして、過去の生活を目の当たりにすることができる訳だから。

人類の祖先、地球の生立ち、そもそも宇宙でのビックバンまでも遡れるのではないか。
我々は物心ついてからの記憶しか思い起こせない。今は高速情報網に囲まれて瞬時にして世界の出来事を知ることができるが、少し前の時代には身辺で起こる出来事しか知り得なかったではないか。早い話、私はおばあさんの記憶はあるが、おじいさんは若くして亡くなったみたいで顔も知らなければ写真もない。名前の一字はおじいさんからもらったと聞くが。

人間個人はほんの僅かしか過去に遡ることができない。
いやな事はなるべく忘れようとするし。
本当に自分の過去が洗いざらい白日の下に晒されたら、と思うとチョッと嫌な気がする。生きてゆけない気がするのは私だけか。
別に犯罪を犯しているわけではないが、決して他人に知られたくないことは山ほどある。
人間は罪深いものと断定されると、救われる気もするが。

しかし光のスピードを超えるものは理論的に無いそうだから、過去は見れない。



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