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何でもありの記録
HN天道(てんとう)

世界史

2006年10月29日 | Weblog
高校では世界史が敬遠されているらしい。
大学の入試で世界史の範囲はあまりにも広いので敬遠されるとか。
私は世界史を選択した。
確かに受験勉強となると重箱の隅をほじくるような事まで勉強しないといけない羽目になる。
それも問題だ。
しかし、現代を生きていくのに他国の歴史の概要を知らずに済ますことは出来ないような気がする。
世界史は歴史文学を読むのが楽しいし、自然に歴史を学べるように思えた。
1枚の絵画にも歴史が凝縮されている。
宗教の成り立ちの歴史にも現代の国家間の対立を解きほぐす鍵があるのではないか。

今回の高校の履修科目問題はいろんな意味で日本の教育の問題が一挙に噴出した感じを受ける。

守られない文部省の履修科目の指導要領。
見て身ぬをふりをしていた教育委員会。
受験中心の授業。
おいて行かれる非受験者。
有名大学を出ないと負け組みになる社会。
少子化による生徒獲得競争。
本来の教育とはかけ離れた教育現場。

根は非常に深いような気がする。
緊急措置としては、私は森前首相の発言を支持したい。
「生徒に無理を強いるべきではない。世界史を通読して論文でも書いてもらい、習得したと見なし単位を与えればいい」といった趣旨だと思う。
文部大臣の不公平発言(補習授業で正す)は、過去の何年にもわたる不公平をどうやって正すのか理解できない。

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2 コメント

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Unknown (pink)
2006-10-31 20:54:19
Yahooでみましたが、日本の高校が大変なのですね。校長先生も自殺なさったとか・・・・
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Unknown (本人)
2006-10-31 23:41:35
何かが変ですね。
高校だけでなくて日本社会が、どこか間違っているような。
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