思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

年取ると

2010年12月09日 | Weblog
こんな会話が聞こえてくる。
「小学校の1年から6年までは長く感じたけど、年取ると1年が早いねえ、あっという間だねえ。年々1年が早く感じるよ」

誠に同感、墓場に向かう道中は年々早くなる。
そんなに急がなくともいいのに、時間よもう少しゆっくり、と思う。

そう感じる人は多いと思う。
何故だろう。

流れる時間は客観的には同じはずだから、これは主観の問題である。

経験的に
「早く来い」と思うときはなかなか来ない。

「早く来て欲しくない」と思うことは実際よりも早く来ると感じる。

誰もが残りの人生がもっと長くあれば良い、と思うから実際より時の経過を早く感じることになる。

もっと早く死期が早く来て欲しいと思う人があれば、多分その人にとっては時の経過がもどかしく感じるかもしれない。

残りの人生、もっと多く楽しみを求める人はその度合いが強いほど時間が早く過ぎると感じるに違いない。
つまり強欲な年寄りほど残り時間が短く感じることになる。

私も強欲じいさんの一人である。