一昨年、準惑星に格下げとなった冥王星とエッジワース=カイパーベルト天体探査
を目的に打上げられた「ニューホライズンズ」、6月8日に土星の軌道を超え、
現在、土星-天王星間空間を疾走中です。
(太陽からおよそ15億㌔の位置にある非常に真円に近い土星軌道を超えた
人工天体は、パイオニア10号11号、ボイジャー1号2号についで史上5番目。
2年5ヶ月足らずでここまで到達できたのは、アトラス=セントールロケットの
史上最速の出足と、昨年春の木星スイングバイ加速のお陰)
現時点のスピードは18.26km/sec、と太陽に引っ張り戻されて随分遅くなって
しまっています。打上時初速は30km/secを大きく上回っていたのに...
昨日時点で、一応、土星軌道を超えはしましたが、土星自体は20億㌔前後も
離れた所にあります。
今、土星とその衛星探査を行なっているのは「カッシーニ」。機械信頼性が
高いのでミッション延長して活動しています。
(太陽系惑星軌道全てを鳥瞰出来るサイズの図の中でも決して無視出来ない
距離を進んでいることがわかります。800日ちょっとで、よくまあこれだけ
飛べたものです)
今後のニューホライズンズの動静予定は、
●2010年頃:土星-天王星間に軌道を持つケンタウルス族小惑星「クラントル」
に接近。ここで、一部の観測装置を再試験
●2011年3月18日に天王星軌道超え
●2014年8月24日に海王星軌道超え
●2015年7月14日、冥王星に最接近
次に「ニューホライズンズ」の記事を作れるのは小惑星「クラントル」接近時か。
2年ぐらい先...
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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
と書くのが日本語的には正解)が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
しました。
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