ブレイン・マシンインターフェース技術がより進展した様です。
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考えるだけで…脳でロボット制御する技術 ホンダ
3月31日12時31分配信 産経新聞
ホンダは31日、島津製作所などと共同で、脳活動の変化を測定し、
考えるだけでロボットを動かせる新技術を開発したと発表した。
頭皮上の電位変化を計測する脳波計(EEG)と、脳血流の変化を
計測する近赤外光脳計測装置(NIRS)を世界で初めて併用した。
頭に装置を取り付け、「右手」「左手」など体の部位をイメージす
るだけで結果を受け取ったロボットがその部位を動かせる。
スイッチを押すなど手足を使った動作が不要になるため、ホンダは
「より人に優しい製品開発への応用を目指したい」としている。
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ホンダ、念じるだけでロボット動かせる技術開発
3月31日19時10分配信 ロイター
[東京 31日 ロイター] ホンダ<7267.T>は31日、島津製作所
<7701.T>などと共同で、人間が脳の中で動作を思い浮かべるだけ
でロボットを操作できる技術を開発したと発表した。基礎研究段階
だが、将来は家事の手伝いや福祉などに活用できる可能性がある。
まずは人間がセンサーのついたヘルメットを装着。右手を動かそう
と考えると、センサーが脳の血流と頭皮の電流の変化を計測し、二
足歩行ロボット「ASIMO(アシモ)」に解析データを伝達する。ロボット
は命令を受け取ると、あらかじめプログラムされたとおりに右手を振る。
今のところ右手のほか、左手、足、舌の4つの部位の動作に対応。
人間が左手を動かそうと考えるとロボットは左手を振り、足を動かそう
と考えると駆け足をし、舌を動かそうと考えると口の前に手をかざす。
人間が脳の中で動作を思い浮かべてからロボットが動くまで7秒程
度かかるが、正答率は90%以上を達成しているという。
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考えるだけでロボットを制御---ホンダ子会社、ATR、島津製作所が
技術開発
3月31日17時41分配信 レスポンス
BMIの脳計測装置とASIMO:片手上げの操作
ホンダの研究開発子会社であるホンダ・リサーチ・インスティチュート・
ジャパン(HRI-JP)と、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、島津
製作所は、世界で初めて考えるだけでロボットを制御できるブレイン・
マシン・インターフェース(BMI)技術を開発した。
(考えるだけでASIMOを操作する実験)
ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)技術は、脳波計(EEG)と近
赤外光脳計測装置(NIRS)を併用するとともに、新たな情報抽出技術
を使用することで、ボタンを押すなどの身体を動かす動作が不要な画
期的なシステムだ。将来的には、知能化技術やロボット技術などとの
融合でより人に優しい製品開発への応用を目指す。
人が考えるとき、脳では微弱な電流や血流の変化が生じる。これらを
いかに正確に計測・解析できるかが、BMI技術の開発で最も重要な点。
新開発のBMIは、脳活動に伴う頭皮上の電位変化を計測するEEGと、
脳血流の変化を計測するNIRSを併用し、これら2種類の複雑な情報を
統計処理する情報抽出技術を新開発した。これにより、人が考えるだ
けで脳活動を高精度に判別する。
また、2006年に発表したBMIで用いた機能的核磁気共鳴画像(fMRI)
装置は、大型で、強力な磁場が発生するため、使用環境が限られて
いたが新開発の計測装置には、より小型のEEGやNIRSを用いることで
様々な場所に移動して使用することができるようになった。
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考えるだけでロボット制御 ホンダ、島津、ATRが新技術
考えるだけでロボットを制御できる技術を、ホンダの研究所と島津製作
所、ATRが開発した。
2009年03月31日 16時01分 更新
ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンと島津製作所、国際電気
通信基礎技術研究所(ATR)は、考えるだけでロボットを制御できる「ブ
レイン・マシン・インタフェース」(BMI)技術を開発したと発表した。
脳波計と近赤外光脳計測装置を併用し、脳活動に伴う電位と血流の
変化から情報を抽出する新技術を開発した。
被験者の頭部に、脳波計と近赤外光脳計測装置を装着。「右手」「左手」
「舌」「足」のうち1つを使用した運動をイメージしてもらい、脳波と脳血流
の変化を同時に計測してリアルタイムに解析し、被験者のイメージを判
別する。
解析結果は、ホンダのロボット「ASIMO」に送信し、結果に応じてASIMO
が手や足を挙げるなどの動作を行う。実験では、世界最高水準となる90
%以上の正答率を達成したという。
ATRとホンダは2006年、fMRI装置を使ったBMI技術の開発に成功してい
るが、今回はfMRI不要で、従来より小型な装置で行えるようにした。
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なるほど、fMRI(機能的核磁気共鳴画像)が不要、脳波計(EEG)と近
赤外光脳計測装置(NIRS)を併用しつつ、新たな情報抽出技術を使用
することがミソの部分、ですか。肝心のノウハウについてはぼかして
多くを語らず、と、とりあえずする様です。
正答率90㌫超というのは正直かなりすごいとは思いますが、その水準
が実用に耐えうるものなのか否かは微妙なところ。10回に1回ぐらい
は命令思考に逆らった動きをするわけですから、大型機械オペレート
などにはまだ無理か。
それとも思考手順など、ブレイン側の訓練でそれも克服出来るのか、
この技術の進展にもおおいに興味を持っています。
実用化されるまでに何年ぐらいかかるものか。
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または、TEL:0942-34-1387 FAX:0942-36-0520
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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
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● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
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可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。
● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
平面研削も行います。
● フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
しました。
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