国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

これこそ大人の贅沢な時間?

2009年06月14日 | 他店訪問
まさか自分が、
「仕事終わりにキュッと冷えたビールをグイッと一杯やりたいな」
なんて考えて、それを実践するようになるとは思わなかった。
もともと晩酌の習慣はないし、
そもそもアルコールには強い方ではない。
だが、ここ何年か(特に夏!)は、
ビールの最初の一口が言う言葉が見あたらないほど
おいしく感じられるようになってしまったのだ。

とはいえ、ビールだけでは物足りない。
「ジャズも聴けるといいな」というのがジャズ中毒者的発想なのである。
そこで昨日、仕事終わりに職場のある埼玉から東京まで出て
「Lacuji」に行くことにした。

「Lacuji」に行きたい、と思ったのには
やはり理由がある。
店内がとても清潔感に溢れ、とても上品な雰囲気を持っている。
お酒だけではなく、料理も工夫が凝らされていて何よりもおいしい。
しかもジャズがレコードでかかっているのだから
どこに文句のつけようがあろうか?
昨夜も地元の人が連れ立って来ていて、
近所にこんな店があったらなぁとつくづく思ってしまうのだ。

最初はモンク、次にエルヴィンのブルーノート盤、
その次がキャノンボール・アダレイの『イン・サンフランシスコ』と、
徐々に曲のテンションが上がってきた。
それにつれてビールのスピードも上がり、
普段は躊躇する2杯目もあっさりと頼み、
曲の聴き取りに集中するよりも、ジャケットを見て
「キャノンボール・アダレイとナット・アダレイの
 兄弟は何故あんなに体格が違うのか?」
と、いうどーでもいいような疑問に頭を悩ませてしまった。

最終的に食べ過ぎと飲み過ぎで気分が悪くなり、
昨日も書いたようにふらふらで帰途についたのだが、
「また来てください」
と、マスターの言葉に甘えて
また機会を見つけて行きたくなってしまうのであった。

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