小学生の4年生のころだったと思う。少年野球を始めた。
3年間の主な成績は8番ライト、通称「ライパチ」君で、
打席に立ったのはたったの2回である。守備についたのが3回である。
基本的にはベンチウォーマーだった。
もともと運動は好きではないのだが、
近所の友だちがほとんど少年野球に入っていたため
「なんか入らないといけないのかなぁ」的なノリで入ったが運の尽きであった。
初日からすでに「辞めたい」という後悔でイッパイである。
さて、少年野球をやると小学生が月曜日に落ち着かなくなるという伝説がある。
どうも土曜の午後と日曜日が野球の練習という
いわゆる休み無し状態になってしまい、そのことがいい影響を及ぼさないそうだ。
事実かどうかは分からないが、
後年、小学校の時の先生と会った時、
「お前のクラスの担任の先生、毎日泣いていたぞ」という裏話を聞かされ、
我がクラスメイトの顔を思い出してみると
男子がほとんど半分以上少年野球に所属をしていたという結果があった…
先日、クニさんと飲んだ時にもこの話が出た。
彼のチームは凄腕のピッチャーがいて、市内で常に優勝をかっさらっていた。
となれば、当然か自然か、練習にも熱が入ってくる。
土・日を自由に過ごすということは無理に等しいだろう。
そのことが彼の記憶の奥底にもこびり付いていたようだ。
もちろん悪いことばかりではなかったと思う。
僕はベンチに座り続けていたことで、スコアーブックの付け方を教えてもらった。
勝負に対しても勝ち負けがあるということが分かり、
理不尽に勝ちだけを求めるのは止めた。
考えてみれば小学生も夢中になって野球をやっていたのだが、
それ以上に大人の方が夢中だったのかもしれない。
そんな思い出しかない少年野球だが、
一回だけ練習でもの凄くバットにボールが当たったことがある。
ピッチャーマウンドに立っていた監督の足下を抜け、二遊間を突き破った。
あれは本当の試合だったら
このアルバムの3曲目にある「トゥー・ベース・ヒット」となったのだろうか?
3年間の主な成績は8番ライト、通称「ライパチ」君で、
打席に立ったのはたったの2回である。守備についたのが3回である。
基本的にはベンチウォーマーだった。
もともと運動は好きではないのだが、
近所の友だちがほとんど少年野球に入っていたため
「なんか入らないといけないのかなぁ」的なノリで入ったが運の尽きであった。
初日からすでに「辞めたい」という後悔でイッパイである。
さて、少年野球をやると小学生が月曜日に落ち着かなくなるという伝説がある。
どうも土曜の午後と日曜日が野球の練習という
いわゆる休み無し状態になってしまい、そのことがいい影響を及ぼさないそうだ。
事実かどうかは分からないが、
後年、小学校の時の先生と会った時、
「お前のクラスの担任の先生、毎日泣いていたぞ」という裏話を聞かされ、
我がクラスメイトの顔を思い出してみると
男子がほとんど半分以上少年野球に所属をしていたという結果があった…
先日、クニさんと飲んだ時にもこの話が出た。
彼のチームは凄腕のピッチャーがいて、市内で常に優勝をかっさらっていた。
となれば、当然か自然か、練習にも熱が入ってくる。
土・日を自由に過ごすということは無理に等しいだろう。
そのことが彼の記憶の奥底にもこびり付いていたようだ。
もちろん悪いことばかりではなかったと思う。
僕はベンチに座り続けていたことで、スコアーブックの付け方を教えてもらった。
勝負に対しても勝ち負けがあるということが分かり、
理不尽に勝ちだけを求めるのは止めた。
考えてみれば小学生も夢中になって野球をやっていたのだが、
それ以上に大人の方が夢中だったのかもしれない。
そんな思い出しかない少年野球だが、
一回だけ練習でもの凄くバットにボールが当たったことがある。
ピッチャーマウンドに立っていた監督の足下を抜け、二遊間を突き破った。
あれは本当の試合だったら
このアルバムの3曲目にある「トゥー・ベース・ヒット」となったのだろうか?