国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

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「Apple」考察記

2012年10月08日 | マスターの独り言(日々色々なこと)
iPhone5を予約した。
今まで大手電話会社の携帯電話を使ってきていたのだが、
どうしてもその魅力に抗することができなくなり、
ちょうどiPhone5が発売するということもあり予約に踏み切った。

それほど僕はアップルユーザーではなく、
アップル製品もiPodを使っているぐらいである。
アップル製品にはいくどか惹かれることもあったが、
結果としてそれほど踏み込んで使ってこなかったわけである。

さて「Apple」という言葉を聞くと、
こちらが思いついてしまうのはミュージックファンであるからであろう。
それはビートルズの作った会社名である。
10月5日が「ラヴ・ミー・ドゥー/p.s.アイ・ラヴ・ユー」の録音日だったこともあり、
何周年目かということでニュースにも取り上げられていた。
後年、ビートルズが出資・設立したのが「アップル」である。
社名の由来はポールがコレクトしていたマグリットの絵からという説が一般的であるが、
「Aはアップル」という単純な命名説もある。
(ちなみにジェフ・ベックの「ベック・オラ」にもマグリットの絵が使われている)

「アップル・コンピューター」から「アップル」に社名を変えるときに、
スティーヴ・ジョブズがわざわざポールの元に行き、
名前が重なっていることを説明した云々というのをネットで読んだことがある。
それぐらい「アップル」はビートルズとのつながりが深い。

まぁ、ビジネス的には素人集団であったため滅茶苦茶であったらしいが、
それでもビートルズといえば「青いリンゴ」というのが思い浮かぶだろう。

映画監督宮崎駿は、iPad発売の時に非常にイヤな顔をしたといわれている。
人間の持つ「想像力」の低下につながるという。
そう言えばテレビが発売されたときも日本では「一億総白痴化」などと揶揄された。
確かに新しい機械にはワクワクするのだが、
大量にあふれ出る情報を処理していくのも大変なことである。
その情報の波に飲み込まれてしまえば…

機械を作り出す人たちは想像を行使してつながりを作る。
一方でそれを使う人間は想像をちゃんとしているのだろうか?
画面の向こう側にある情報について…
ビートルズもアップル社も想像の局地である。
使う我々の想像力もまた大切になってくるのでは?

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