国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

時には画面に文字が躍る。それは表現したいことがあるから…

2012年08月27日 | マスターの独り言(日々色々なこと)
宮崎駿氏の作品に『魔女の宅急便』がある。
この中で画家の少女と主人公の魔女の女の子が会話するシーンがある。
眼前に飾られた絵について、自らのアイデンティティについてを考え合う。
「もし絵を描けなくなったら…」
箒で空を飛べなくなってしまった主人公が聞く。
「描くのをやめる」躊躇なく画家の少女は答える。
「また描きたくなるのを待つ」のだそうだ。

表現方法というのは多種多様ある。
人によっては会話で表現することもあれば、絵で表現することもあるだろう。
僕はたまたま文章という表現方法を取った。
それは何故だか分からない。
ジャズ、だけには限らないがミュージシャンは音楽で表現をする。
人が表現をしたがる理由は何だろう?
答えは簡単だ。
表現をしたいことがあるから、人に伝えたいことがあるから、であろう?

突然にブログを書くことを止めた。
理由はあったのだろう。
ジャズとの距離が開いたから、別に夢中になるものができたから、
仕事が忙しくなったから…
どれも正しい理由であり、決定的な理由ではない。
多分は自分が表現したいことがなくなってしまったからなのだろう。

友だちに会ったときに「ブログはどうしたの?」と言われた。
あるレコード店の店主に「ブログ書いてよ」と言われた。
こんな駄文ながらも読んでくれている人がいるのはうれしい。

先日ひさしぶりに『いーぐる』に行った。
ジャズ喫茶のニオイを久方ぶりにかぎ、コーヒーを飲んだ。
流れるジャズは心地よく、ジャズのおかげで自分は音楽をより聴けるようになったんだと感じだ。
音楽には批評はあれども、基本的には音楽である。
聴いて楽しむものだ。
それについて僕はたまたま表現したくなっただけである。

ブッカー・アーヴィンの『ザ・ソング・ブック』
骨太で隆々としたテナーの響き…

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