国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

遠き地にぜひとも歩きたい、いや、車で廻りたいジャズの道がある

2011年10月09日 | 喫茶店に置いてある本
「ここのところジャズ喫茶に行ってないなぁ~」

そもそも世の中に有っても無くてもさほど影響はないのだが、
それでもやっぱり有って欲しいのがジャズ喫茶だ。
お父さんがよく言う「馬ばかりの大人の動物園」ならぬ
「大人のテーマパーク」だろう。
何せコーヒー1杯でとりあえず1時間半から2時間は
好きなだけジャズを聴いていられる。(高級オーディオかつ大音量で!)
2時間としたのはジャズ喫茶ルールで
「とりあえず2時間ぐらい経ったらコーヒーのお代わりをした方がいい」
というものがあるからだ。(このルールが適応されない場合も最近ではある)

だが、残念なことに最近休みが無く、土日も出勤があるので
ジャズ喫茶まで行くことができないのだ。
しかもいつも行く店が大体固定化されてきている。
常連客というのは聞こえはいいが、ジャズ喫茶ではあまり常連になりすぎてもよくない。

何せジャズである。
それぞれに持つ店の雰囲気があり、そこで選曲されるジャズは
まさにマスターの好みが反映されているのだ。
つまり一箇所だけしか通わないと、
知らぬ間にそのジャズ喫茶の影響を受けていることになる。
もちろんそれもいいのだが、やはりジャズは多くの場所で聴いた方がいい。

と思っていたら書肆侃侃房社から『九州ジャズロード』なる本が出た。
僕にとって九州は未踏の地である。
埼玉の片田舎から九州といったら果てしなく遠く感じる。
それでも前ページカラーで63店紹介されるこの本を見ていると、すでに気がそぞろだ。
ジャズ喫茶というのは有っても無くても世間に影響が無いことは言った。
だが、やっぱりこの帯の通り「ジャズを知らずに死ね」ないのだ。

あぁ、遠い九州の地に、これまたジャズに命を吸われる強者どもがいるのだ。
ぜひ、その強者どもが夢の居城を訪れてみたいものだ。

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