アサラン八丁峠

紅葉を観に、奥秩父の中津峡から八丁峠をサイクリングしてきました。


当日はお天気にも恵まれャJャJと暖かい日でしたが、それでももう服装は冬装備でOKかなという感じでした。

秩父までは輪行で向かいました。
武蔵藤沢から横瀬まで450円。思ったよりも安くてびっくりです。下り方向なのでそんなに電車も混んでないですし、これはなかなか快適です。
秩父スタートにすれば今までと違ったサイクリングコースも組めて、楽しみも広がりますね。


降りた駅は横瀬駅。西武秩父駅のひとつ手前ですが、駅前も充分広いですし外トイレもきれいです。
なにより、ホームから改札まで階段が無いのがいいですね。軽いロードバイクも持って歩けばそれなりに重いですからね。(O浦さんにアドバイス頂きました。)

集合場所に皆さん集まったところでスタートです。
道の駅大滝までは私がのんびり前を牽いてウォーミングアップ…のつもりが、あまりの遅さに業を煮やしたのか、はたまたいつまでも前を牽かせるのは忍びないという仏心か、途中からいちさんが先頭になるやいなや(A井さんいつもすみません…)、集団が少しずつ…ちぎれ始めます…。

道の駅でしっかり休憩させて頂いたのは言うまでもありません。


次の休憩ャCントは滝沢ダム前のループ橋です。
道の駅から大した距離では無いですが、ここは見所のひとつなので登りきったところでこの雄大な建造物を眺めてみました。


ここからトンネルが増えてきます。
道もトンネルも新しくてきれいで、日曜日だというのに交通量も少なく、意外と快適に走れます。
中津峡に入って少し道は悪くなりますが、紅葉がきれいです。

ニッチツ鉱山で休憩します。
　　

ここも廃墟になってしまった鉱山住宅や学校、銭湯や共同売店などが見所のひとつで、私達以外にもソレが目的で立派なカメラを抱えた人も複数見かけました。
ちょっと残念だったのは、ニッチツ鉱山の持ち物であるこれらの建物に無断で侵入している跡があることです。
春に来た時はきれいだったのに、銭湯の入口等が破られていたりしました…。


さて、この銭湯を過ぎたら登り坂が始まります。1240mの頂上まで6kmくらいです。
物凄い激坂がある訳ではないので舗装が悪いのを除けば意外と走りやすい峠だと思います。ニッチツ鉱山までに知らず知らずに標高を稼いでいたので、1240mと言ってももうすぐそこです。

それでもちょっと脚にきたかな?と言う頃、峠のトンネルに到着です。
トンネルを抜ければそこには絶景が広がって…いる筈だったのですが、トンネルのこちら側はなんだかどんより…。
　　

八丁峠の八丁トンネルで集合写真をパチリ。


寒いので休憩もそこそこに志賀坂峠に向かって下ります。
この下り道、舗装が悪くて走りずらくまた危険でありますが、道沿いの紅葉がみごと!
ここはゆっくり、紅葉狩りを楽しみながら下りましょう。
　　

志賀坂峠も寒いので早々に走りだし、結局小鹿野のいつものコンビニにあっと言う間に到着です。
肉まんあんまんやお団子と、温かい飲み物でホッと一息です。(A元さん餞別ありがとうございました。美味しく頂きました。)

ここから秩父まではなんだかんだと走り慣れた道。最後の最後、駅の手前でパンクした方もいましたが(ゴールも近かったこともありますが、パンクしたことを皆に告げず黙って最後まで…A山さん、お気を使わせてしまい恐縮です。)、無事秩父駅に到着です。

駅前には他にも輪行のグループがちらほら…。

サクサクっと自転車を袋にしまい(みんな慣れたものです。)車中の人に。
発車まであまり時間が無く、アルコールやおつまみを買う暇も無く、電車は静かに秩父を離れていきます。
　　　

今回はスタートとゴールが同じ場所だったので、輪行袋や着替え等の帰りまで使わないモノは集合場所までお車の方に預かって頂きました。身軽に走れて助かりました。(I田さんありがとうございました。)

ちょっと時期が遅いかな?と思ったのですが、紅葉狩りもたっぷり堪能し、真冬と言うほどの寒さでもなく、輪行も快適で、とても楽しいサイクリングになりました。

来年、暖かくなったら、また秩父を走りましょう。(明日また行く人がいるみたいですが…M子さんお気をつけて。)