bikepit saito

自転車屋の日々

今日の朝練

2010-05-04 22:42:00 | ラン
走りには行きません

…と言った舌の根も乾かぬうちに…




行って来ました八丁峠、185kmのサイクリング。


ルートは山伏を越えて秩父へ。そこから左周りに大滝方面へ向かい、中津川渓谷をかすめて小倉沢(ニッチツ鉱山で有名)、八丁峠を登りました。

帰りは志賀坂峠に出てそのまま小鹿野から秩父へ。
秩父からはR299をまっすぐ入間まで走ってきました。


今回のサイクリングは反省点がいっぱい。あまり上手に走れませんでした。


まず、休日(祝日?)がこんなに車が多くて混んでいるなんて、ちょっとは予想していましたが想像以上でした。

特に秩父の芝桜渋滞がひどかったですね。

渋滞で動けない車列の横をゆっくりと通過中、突然車列の中の一台の車が左の路地に向かって左折を開始!
警戒していたので接触等はしませんでしたが、お互い急ブレーキでちょっとの睨み合いです…。


「気いつけろやぁ! オヤジィ!!」





って、怒鳴られちゃいました…。 エッ、オレ?

こんな身勝手なドライバーが我が物顔で走っていたら、そりゃぁ事故も減らない訳です。
でも、自分も反省。 注意はしていたんですけどねぇ…。走るならやっぱり平日だな。


それと今回は真っ暗な長いトンネルが二箇所有るので、コンパクトでチョー明るいライトを装備していきました。

いざトンネル!


電池が切れていました…。 

走行前点検は大事です。
おかげさまで長く暗いトンネルでは得も言われぬ浮遊感を味わう事が出来ました!?


ヤな事ばかりじゃありません。
八丁峠の登りでがんばっていた時、前方に数台の車とそれに分乗していたと思われる十数人のじじばば達が現れました。

「おー、自転車じゃぁ。」 「このきつい坂を!」 「凄いのぉ。」 「がんばってー!」

沿道から手を振る十数人の観客達。
その横を必死の笑顔? で走り抜ける自転車乗り。


おー、なんだかちょっとツールの山岳ステージみたいじゃないかぁ!?

観客はじじばば、選手はオヤジ一人ですが。


その後車で追い抜きざまにも応援してくれましたよ。



そんなこんなで八丁峠は入間からちょうど100km。狭くてボロボロの峠道です。
ここから志賀坂峠、小鹿野、秩父と下り基調で帰るだけです。

秩父駅から正丸トンネル入り口まではゆるゆると登り坂です。
ここからまた山伏峠を越えて帰るか…いや、考えるまでも無く、危険なトンネルをくぐるよりもここは峠ですよ。はい。


正丸トンネルはナシ!?



でも…、そんなにダメなんでしたっけ? 正丸トンネル。

ここはひとつ、身をもって検証してみましょう。

トンネルの入り口(秩父側)は丁字路になっていて信号機があります。
ここであえて一旦停車し、トンネル側(R299)が赤になるのを待って再スタートです。
このタイミングならしばらくは後ろから車は来ないはずです。来ても山伏から降りてくる車だけとなる訳ですが、これは相当少ないはずです。

トンネルは全長2km。真ん中まで登り坂、真ん中以降は下り坂です。
シグナルレッドで全力加速でスタートします!
トンネル内は充分明るく、路面もきれい。登り勾配はさほどでもありません。
半分を過ぎて下りに入ると50kmオーバーのスピードが出ます。(暗いので程々に)

結局一台の車にも追いつかれること無くトンネルを通過することが出来ました。

意外と使えるかもしれません。


それよりも、その後のR299の方が…ナシ! ですね。

路側帯を表す左側の白いラインがキャタピラーのようなデコボコ仕様になってる…
カーブ毎にセンターライン上にメ[ルが立っているので、車が大きく避けてくれない…

自分はデコボコラインの上は走れないのでセンターライン寄り(左のわだち辺り)を走り、メ[ルが邪魔な車は右に寄れない…

結局自転車と車がスレスレを通過するハメに…


R299はナシです。疲れていても山伏峠を越えましょう。


もっと長い距離を走る為の練習のはずが、今回は前半からペース配分に失敗し、初めての靴擦れを経験し、ダメ押しで最後のR299で心身共に消耗し…そんな訳で距離の割りにはとても疲れ、ちょっと自信も無くしたサイクリングになりました…。