
平成25年9月26日、この日は信州戸倉上山田温泉で行われている「ふろの日無料入湯イベント」(4~9月)の最終日。平日の木曜日ではありますが、この先もあるかどうか分からないイベントなので、夏季休暇を利用して参加してきました
5月26日(日)に参加した時に比べるとさすがに参加者は少ないものの、平日にも関わらず結構な数の参加者がいました。中心となるのは年配の方とおばさま方です。受付表を見る限りは地元千曲市など近場の人が多そうでした。平日だとやはり観光客の集客効果は薄そうです
信州戸倉上山田温泉は細分すると、千曲川左岸の戸倉上山田温泉、右岸の新戸倉温泉に分かれ、戸倉上山田温泉はさらに戸倉温泉と上山田温泉に分けることができます。千曲市観光協会作成のパンフレットを見ると、戸倉上山田温泉街の北東側の4施設(笹屋ホテル、國楽館戸倉ホテル、リバーサイド上田館、千曲乃湯しげの家)が戸倉温泉とされ、他は上山田温泉となっていました。ただし温泉街に境目がある訳ではないので、見た目では分かりません。
まず1軒目として、戸倉温泉に分類されるリバーサイド上田館を訪問。上田館と言えば、私の年代の長野県民にはなじみ深いホテルです
なぜかと言うと、最近は流れなくなりましたが、昔は頻繁に上田館のテレビCMが流れていたからです
バニーガール風のリスのキャラクターが踊りながら「シャバダバダ、上田館~♪」と歌うCMは、子供ながらにしてインパクトの強いCMでした
フロントで受付を済まし、8階の大浴場目指してエレベーターに乗ると、壁にはそのリスのキャラクターの絵が
これだよこれ、と懐かしく思いながら8階まで昇っていきます

8階まで昇ると、さすがに眺めがいいです
浴室も外側が総ガラス張りになっていて、千曲川の流れと対岸の新戸倉温泉方面を見下ろすことができます
戸倉上山田温泉の中で、川沿いにあって高層建築であるホテルは何軒もないので、眺望で言えばトップクラスになるでしょう
ではお湯の方はどうかと言うと、広いL字型の浴槽には白い湯の花が舞う無色透明の湯が張られています。無味無臭で特徴は乏しいですが、ツルスベ感があり肌に優しい感じがする湯です。ただ惜しむらくは、塩素臭が若干感じられることです
湯の使用法は、循環式で加温、殺菌剤添加あり。源泉かけ流しが多く湯のレベルが高い戸倉上山田温泉にあって、この使用法はちょっと残念と言わざるを得ないですね
入浴客が続々と入ってきたので、長居は無用と10分ほどの入浴で引き上げることにしました。

使用している源泉は、戸倉温泉5号泉と上山田温泉株式会社3号泉(加温後)の混合泉で、泉質はアルカリ性単純温泉となっています。分析は上田館の施設内貯湯槽の湯を測定したもので、硫黄成分が未検出なことから、貯湯槽の時点で硫黄成分は抜けてしまっているようです。このことから特徴が乏しいのはある程度仕方ないし、大規模施設で最上階の浴室となると循環、塩素消毒も普通でしょう
お湯の質と浴場の華やかさ・利便性の両立はなかなか難しいですね
内湯大浴場から出てきた後、8階の平面図を見ると露天風呂があることに気付きました。ただどこを見回しても露天風呂入口と書いてある場所はありません。どういうことだ?と思い、もう一度平面図を良く見ると、この時間は女湯となっている浴室からでないと出入りできないようでした
眺望は良いでしょうから、入れないのは少し残念でした
今回は他の施設にも行きたかったので早めに引き上げてしまいましたが、千曲川の流れを眺めながらの湯浴みは決して悪くありません。比較的リーズナブルに宿泊できるホテルのようですし、湯の質を求めるなら信州戸倉上山田温泉には7カ所の外湯があるので、それらを利用すれば十分です。観光旅行の拠点等に利用するなら良いホテルではないでしょうか


5月26日(日)に参加した時に比べるとさすがに参加者は少ないものの、平日にも関わらず結構な数の参加者がいました。中心となるのは年配の方とおばさま方です。受付表を見る限りは地元千曲市など近場の人が多そうでした。平日だとやはり観光客の集客効果は薄そうです

信州戸倉上山田温泉は細分すると、千曲川左岸の戸倉上山田温泉、右岸の新戸倉温泉に分かれ、戸倉上山田温泉はさらに戸倉温泉と上山田温泉に分けることができます。千曲市観光協会作成のパンフレットを見ると、戸倉上山田温泉街の北東側の4施設(笹屋ホテル、國楽館戸倉ホテル、リバーサイド上田館、千曲乃湯しげの家)が戸倉温泉とされ、他は上山田温泉となっていました。ただし温泉街に境目がある訳ではないので、見た目では分かりません。
まず1軒目として、戸倉温泉に分類されるリバーサイド上田館を訪問。上田館と言えば、私の年代の長野県民にはなじみ深いホテルです



フロントで受付を済まし、8階の大浴場目指してエレベーターに乗ると、壁にはそのリスのキャラクターの絵が



8階まで昇ると、さすがに眺めがいいです



ではお湯の方はどうかと言うと、広いL字型の浴槽には白い湯の花が舞う無色透明の湯が張られています。無味無臭で特徴は乏しいですが、ツルスベ感があり肌に優しい感じがする湯です。ただ惜しむらくは、塩素臭が若干感じられることです



使用している源泉は、戸倉温泉5号泉と上山田温泉株式会社3号泉(加温後)の混合泉で、泉質はアルカリ性単純温泉となっています。分析は上田館の施設内貯湯槽の湯を測定したもので、硫黄成分が未検出なことから、貯湯槽の時点で硫黄成分は抜けてしまっているようです。このことから特徴が乏しいのはある程度仕方ないし、大規模施設で最上階の浴室となると循環、塩素消毒も普通でしょう


内湯大浴場から出てきた後、8階の平面図を見ると露天風呂があることに気付きました。ただどこを見回しても露天風呂入口と書いてある場所はありません。どういうことだ?と思い、もう一度平面図を良く見ると、この時間は女湯となっている浴室からでないと出入りできないようでした


今回は他の施設にも行きたかったので早めに引き上げてしまいましたが、千曲川の流れを眺めながらの湯浴みは決して悪くありません。比較的リーズナブルに宿泊できるホテルのようですし、湯の質を求めるなら信州戸倉上山田温泉には7カ所の外湯があるので、それらを利用すれば十分です。観光旅行の拠点等に利用するなら良いホテルではないでしょうか



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