![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/8b/981eadd91ba47e136ebad544969bf2ce.jpg)
角間温泉といえば、私にとっては地元に近い分湯田中渋温泉郷の角間温泉を思い浮かべるのですが、上田市(旧真田町)にも角間温泉があります。こちらの角間温泉は岩屋館という温泉旅館一軒だけの温泉地![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0147.gif)
神川支流の角間川沿いの細い道を10分ほどかけて車で登っていくと、断崖絶壁の麓に岩屋館があります。この周辺は角間渓谷という景勝地で、「森林浴の森百選」にも選ばれているそう
今回は真冬に訪れてしまったのでただただ寒々しい景色でしたが、紅葉の時期は綺麗でしょうね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0247.gif)
ひと気がないので心配しながら施設の中に入り、呼び鈴を鳴らすとご主人が出てきました。この日はお休みとのことでしたが、快く入浴させてもらい感謝感激です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0207.gif)
浴室に向かうと、入口付近に「養命泉」と「真田家名水」と書かれた飲泉所がありました。「養命泉」は角間温泉第1号源泉のことで、含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩冷鉱泉であり沸かせば立派な温泉です。さぞ独特な味がするのだろうと期待しましたが、残念ながら蛇口をひねっても水が出てきませんでした
もう一方は角間渓谷の湧き水で、その昔真田家が茶の湯として使うために汲みに来たという伝承が残る名水とのこと。こちらの方はおいしくいただきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0248.gif)
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この施設には混浴露天風呂があるらしいのですが、日帰り入浴では内湯のみの利用となります。内湯は一つの浴槽を仕切ってあり、片方は角間温泉第2号源泉を利用した温泉浴槽で、もう一方は先ほどの「真田家名水」を利用した浴槽となっています「真田家名水」の浴槽は温泉でなく、少々塩素臭もしたので専ら温泉浴槽に浸かりました。
温泉浴槽は茶褐色の濁り湯となっており、見た目で温泉だということが分かります
色は松代温泉に似た感じですね。また表面には薄い膜が張っていました。これだけでもう温泉の雰囲気は十分です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0203.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2c/14e2dc705e513177650139725b995a64.jpg)
早速浸かってみると、湯温はかなりぬるめ。ホームページ等によると湯温は32~34℃に調整してあるそうです。施設では炭酸泉ということで売り出しているので、その特性を失わないための配慮でしょう。実際の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で二酸化炭素泉でなく、正式には炭酸泉とは言えないのですが、遊離二酸化炭素が573.9mg/kgとそれなりに多く含まれています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0206.gif)
また香りは鉄臭が強めに感じられました。鉄分も含鉄泉とまではいきませんが多めに含まれていて、茶褐色の濁り(透明度10cmほど)もその影響でしょう。そのほか味は甘塩味、炭酸味、鉄味が混ざった複雑なもの。見た目のインパクトにくらべると味は薄いものでした。濃度的にもう少し味がしてもいい気がするので、循環により多少薄くなっているかもしれません。湯の使用法は循環併用、加温ありで、加水、殺菌剤添加は不明。塩素臭は感じられませんでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0198.gif)
個人的には北信、東信ではあまりみられない泉質であるので、大いに満足しました
ぬるめの湯温も長湯するに良く、上がるのは名残惜しい感覚になりました
入浴料金が内湯のみ1,000円で、日帰り入浴の受入時間がPM12:30~PM2:30とかなり利用しづらいのがネックですが、お湯が良くて秘湯気分も味わえるので行って損はない温泉だと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
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神川支流の角間川沿いの細い道を10分ほどかけて車で登っていくと、断崖絶壁の麓に岩屋館があります。この周辺は角間渓谷という景勝地で、「森林浴の森百選」にも選ばれているそう
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ひと気がないので心配しながら施設の中に入り、呼び鈴を鳴らすとご主人が出てきました。この日はお休みとのことでしたが、快く入浴させてもらい感謝感激です
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浴室に向かうと、入口付近に「養命泉」と「真田家名水」と書かれた飲泉所がありました。「養命泉」は角間温泉第1号源泉のことで、含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩冷鉱泉であり沸かせば立派な温泉です。さぞ独特な味がするのだろうと期待しましたが、残念ながら蛇口をひねっても水が出てきませんでした
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この施設には混浴露天風呂があるらしいのですが、日帰り入浴では内湯のみの利用となります。内湯は一つの浴槽を仕切ってあり、片方は角間温泉第2号源泉を利用した温泉浴槽で、もう一方は先ほどの「真田家名水」を利用した浴槽となっています「真田家名水」の浴槽は温泉でなく、少々塩素臭もしたので専ら温泉浴槽に浸かりました。
温泉浴槽は茶褐色の濁り湯となっており、見た目で温泉だということが分かります
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早速浸かってみると、湯温はかなりぬるめ。ホームページ等によると湯温は32~34℃に調整してあるそうです。施設では炭酸泉ということで売り出しているので、その特性を失わないための配慮でしょう。実際の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で二酸化炭素泉でなく、正式には炭酸泉とは言えないのですが、遊離二酸化炭素が573.9mg/kgとそれなりに多く含まれています
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また香りは鉄臭が強めに感じられました。鉄分も含鉄泉とまではいきませんが多めに含まれていて、茶褐色の濁り(透明度10cmほど)もその影響でしょう。そのほか味は甘塩味、炭酸味、鉄味が混ざった複雑なもの。見た目のインパクトにくらべると味は薄いものでした。濃度的にもう少し味がしてもいい気がするので、循環により多少薄くなっているかもしれません。湯の使用法は循環併用、加温ありで、加水、殺菌剤添加は不明。塩素臭は感じられませんでした
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個人的には北信、東信ではあまりみられない泉質であるので、大いに満足しました
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