としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

崖の湯温泉 薬師平 茜宿

2013-02-24 13:33:56 | 長野県(中信)の温泉
崖の湯温泉は、松本市の南部、塩尻市に程近い高ボッチ山麓にある小規模な温泉地です傾斜地に温泉旅館4軒ほどで小さな温泉街が形成されていて、その中で薬師平 茜宿は最も麓にある施設になります。

 松本は普段は雪が少ない地域でなのですが、数日前の爆弾低気圧(南岸低気圧)の影響でこの日は20cmほどの積雪がありました崖の湯温泉も雪に覆われ、まるで北信の鄙びた温泉地のようでした。

 薬師平 茜宿は、外観は豪農の古民家を移築したという民芸風な造り。中に入ると少し鄙びた昭和のホテルのようです。鳥の剥製がいっぱい飾ってあったりするのも昔風ですね



 この施設の浴槽は、とにもかくにもその眺望が売りです大浴場浴室はガラス張りとなっていて、松本平とその向こう側の北アルプスを一望できます今回は真冬で浴室内が水蒸気で曇っていてはっきりと景色を眺めることができませんでしたが、内湯からでも十分に眺望を楽しめそうです


 そしてさらに眺望がすばらしいのが露天風呂です大浴場浴室よりさらに谷側にせり出して造られているので、景色が見える範囲が広くなっています。松本盆地の東側でこれほど眺望がよい露天風呂は他にないのではないでしょうか3人も入ればいっぱいになってしまう狭い浴槽ですが、この日は終始独占浴だったので眺望も独り占めできました


 さて、肝心の温泉はというと、若干緑色に色付いているものの、無味無臭のお湯で個性は少ないものです。泉質はカルシウム・マグネシウム-硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(溶存物質1,174mg/kg)で、加水なしですが加温循環、殺菌剤添加ということであれば温泉らしい浴感はあまり期待できないですね。内湯は浴槽内の注入口しかなく、温泉情緒にもかけますやはり温泉であれば湯口から湯が注がれているのを見たいかな。

 一つ面白い点を挙げるとすれば、少量ですが湯中に気泡が舞っていて、泡付きが見られることです。内湯にはジェットがあるのでその影響かと思いましたが、ジェットがない露天(湯口からの投入+底からの注入)の方が泡付きが多いのでそれが原因ではないようです。ここ以外でも沸かし湯、循環式で泡付きが見られる所があり、一体どのようなメカニズムで泡付きになるのか不思議で仕方ありません新鮮な湯に見られる泡付きとは間違いなく違うものだとは思うのですけど。

 最後に、この日は冷え込んでいて外気温がマイナス5℃露天風呂までの石段は氷でツルツルで、写真を真っ裸で撮っている時は本当に寒かったです冬という季節は、温泉に入るのは気持ちいいですが、浴室内は曇っていて写真がうまく撮れず、露天風呂は寒いという温泉巡りにはあまり向いていない季節ですね早く暖かい季節になってもらいたいものです

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