鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

パンタ台の加工には自信がない GM#407阪急通勤車(その4)

2016年09月28日 | GM板キットの誘惑~阪急
朝、20分早く出ると、始発電車に座れることが分かりました。
20分並ぶと、40分座れるのです。
いつもなら30分立ってから、たくさんの人が下りる駅で上手くいくと、10分座れる。

15分前に並ぶと、座れるかどうか危ういところです。
みなさん、20分並んでいる。
20分も並んでいるから、万が一座り損ねたら大損です。
ですから、蹴倒してでも、という形容ができそうな気配に充ち充ちています。
その雰囲気も、つらいなぁ。

明日、早く出るかどうかはわかりません。
押し退けてでも座りたい、と思うほど体力がないわけでもない。
帰りの電車は、必ず座りますけどね。

さてと。
早くも塗装…ではありません。
拡げたパンタ台が均質に地続きになるかどうかを読むために、手元で余っていたスプレー缶を吹きました。

先頭車の向かって左側、付け足した部分を削りすぎたようです。
作り直すかなぁ…。

ヒューズ箱側のパンタ台も、確認。
左側の車体は、両側ともやや外下がり。

天面のディテール表現をすべて削り落とさないと、きちんとしたモノは作れませんね。
思案のしどころです。

あきらめて4個クーラー車にするのもいいような気がしてきました。

ランボード付きも、格好いいしな。
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パンタ台を拡げるだなんて GM#407阪急通勤車(その3)

2016年09月26日 | GM板キットの誘惑~阪急
日曜日、QVCマリンスタジアムに行ってきました。

奇跡的に入場できた、サブロー選手の引退試合です。

この球場で完売になるのは、わりと珍しいことです。

それだけ人気のある選手ということです。

試合前のウォーミングアップの光景から。

ルーキーだったころ、登録名が「サブロー」と聞きまして、イチローを真似た、奇をてらったものと映りました。
ですが、以来22年間チームの中心としてとして活躍してきたのですから、名前負けはしないですんだかな、と思います。

もう、あのコールは聞かれないんだな、と。


さて。
試合の相手は、オリックスバッファローズです。
そして模型は、阪急です。

キットで再現されているパンタ台は、4個クーラー車をモデルにしていると教わりました。
3個クーラー車は、ランボードが無くなり、代わりにパンタ台の幅が拡がっているのだそうな。

できるかなぁ?

t1.2プラ板を切りだし、端を削ります。

接着。

で、天面を削っていく。

せっかく成形された配管を作り直すのは、おっくうです。
だから、なんとか残せないかと悪あがき。

うん、ダメじゃないの?

とりあえず作りましたが、平面も高さも出ていないような気がします。
それでは、話しにならない。
いちど塗ってみれば、わりやすいと思います。
こんど、確認しよう。

4個クーラーの編成にしようかなぁ…などと逃げも考えています。
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形式を決められない優柔不断 GM#407阪急通勤車(その2)

2016年09月23日 | GM板キットの誘惑~阪急
雨の上がった祝日の午後、次男と出かけてお買いもの。
珈琲豆が切れていたのです。
で、専門店。
いろいろな豆が並んでいて、愉しいですね。
迷います。
といっても、予算がありますから選択肢は限られますが。

試しに全種類飲んでみたいとも思うのですが、たぶん、使い分けできません。
今日は、次男が選んだモノを買ってきました。

さて、阪急。
寸法の差がどうこう、
冷房ダクトに由来する肩の丸みがどうこう、
編成がどうこう、
運用がどうこう…、
調べていくうちにいくらかは解ってきました。
キットそのままでは、完全に一致するものもない、ということも。

で、迷っていました。
初心に帰りましょう。
作りたいモノは、何だ?

手元には、組んでいないキットがあふれています。
新たに買い込む予算は、珈琲豆よりも少ないですよ。
このキットを追加で買う可能性はどれくらいかなぁと思いましたら、満足のいく通勤車を作りたい。

手元にあるのは、先頭車2輌、中間車5輌です。
ですから、貫通6~7輌編成が組める系列が、いちばん都合がいいということになります。

どれがいちばん気になるか、試してみよう。

先頭車のボディを仮組しました。

2000~5100系の前面。

やっぱ、この顔、素直でいいわぁ。
ただ、このあたりの系列は、長くて4輌編成です。
これ以上長い編成になると、例外なく中間にも先頭車か改造車が入ってきます。
余る中間車を活かそうと思うと、もっといろいろ買わねばならない。
愉しそうだけど、ちょっと困る。

5300系の前面。

この電車、テールライトが端に寄っているのですね。
初めて気が付きました。
奇数輌編成を組むなら、これです。

2000~5100系の表示幕設置車。

できれば前サボつきにしたいので、パス。
いろいろ作っていたら、欲しくなると思いますが。

6000系の前面。

ワタシとしては、思っていたよりも印象がよかったです。
実車はもう少し窓の天地が大きくてスタイリッシュだと思うのですが、でも、悪くない気がする。
なんとなく、納得できそうな気がします。
Hマークが輝く山陽乗り入れの連解編成などは、ちょっと作ってみたい。

結局、最初に考えた5300系で組むことにしました。
7輌編成ですから、本線の急行か普通列車ですね。

クーラーのバラエティのある編成にします。
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板キットの誘惑 GM#407阪急通勤車(その1)

2016年09月21日 | GM板キットの誘惑~阪急
ワタシの両親は、ともに土佐の出身です。
亡くなって久しいですが、2人の祖母もともに高知市内で生涯を送ったひと。
父方だったのか母方だったのかが思い出せなくてもどかしいのですが、あるとき教えてくれたこと。
「この台風は、雨台風だねぇ」
そう、台風には雨台風と風台風という分類があるというのです。

気象衛星もレーダーもない時代に生を受けた世代ですから、今よりももっと台風は怖い存在だったはず。
学問的な分類ではないと思いますが、
雨か風かという判断基準は、ひとびとの経験から受け継がれた知恵だったのだと思います。

ワタシの住むあたりでは、台風16号の雨は、さほど酷いものではありませんでした。
そろそろ台風シーズンも収束する季節でしょうか?

さて。
伊豆急は、ちょっと仕上げをしたいのですが天候が天候ですから中断。
で、連休中にごそごそ。
戴きモノのキットを探し出してきました。

先頭車が2輌分、中間車が5輌分。
7輌固定編成が組めますね。

箱の裏面を見ると、わくわくしてきます。
このキットメーカー、いつ見ても仕掛けがうまいなぁ。

厳密なスケールにこだわると、にっちもさっちもいかなくなるのは有名な話しですけどね。

ワタシの阪急電車に対する認識は、だいたいこれに基づくもの。

小中学生のころ、高槻に住む従兄を訪ねたときの印象が、今もそのままです。
カラーブックス巻末の編成表を見ていると、京都線5300系に7輌固定編成を発見。
おまけに、編成内でクーラーが2種類。
面白いかも。

キットを取り出します。

なんとなく、窓断面の抜き勾配が気になるのですよ。
実車の窓縁にも、おそらくテーパーがあるのは確実だと思います。
が、ちょっとこれは違う気がする。

やすりをかけてみました。

ワタシとしては、これがすっきりする気がするんだけどな。

裏側から見てきちんとした線が出れば正解、とは思うのです。
が、基準線をどこに置いたらいいのか、判らない。

あいまいながら、突っ走ります。

中間車は、箱になりました。

流し込みタイプの接着剤を使って、がっちりと。

同じ理屈で、前面も窓縁を整えます。

左が加工後ですが、大差ないかも。

ライトを点灯化するつもりはないのですが、レンズは光学繊維から作ろうかな。

微妙に、センターが狂ったモノもあります。

で、ここで思うのです。
5300系って、もう少しふっくら幅広ですよねぇ。
判っちゃいたんですが。

おまけに、鉄道コレクションで近日発売ですよね。
あちらは、正確に再現しているらしい。
そう聞くと、この細面はちょっと気になる。

いろいろ調べますと、このキットでいちばんスケールに近いのは5100系だそうです。
2000~3000系では、屋根肩のRが違うらしい。
あるところで比較できる画像を見てからは、気になりましてダメ。
知らぬが仏、と言いますねぇ。

ところが5100系には、できないのです。
中間パンタ付きは、5100系にはない。

細面の6000系にするかなぁ。
山陽乗入れの6輌編成も、魅力的です。
窓高さとドア高さが違うようだけど、自分としては許容範囲かもしれない。
ただ、5300系の前サボ付きも捨てがたいなぁ。

要は、阪急らしい電車を作りたい、というだけです。
もうしばらく、迷います。

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