続・トリコニッキ!

カニンヘン・ダックスの赤ん坊、ゆきが娘になりました☆

ナスを剥く。

2011-06-12 | こそだて
時々うりもナナも、自分の都合の良い時だけ(笑)台所に来て「なんか手伝う!」と言ってくれます。

正直、たいてい台所にいる私は大急ぎでご飯を作っているので、お断りしたい気持ちでいっぱい(^_^;)

うー、でも子供のせっかくの気持ち、それにせっかくのやる気。

たくさん手伝ってもらって料理の出来る人間に育てて、数年後(十数年後?!)私がラクをするという構図は魅力だし、女子だけでなく今どきの男子も料理くらい出来た方がモテるはず。

ていうか、大人になる前に常識的な範囲で料理くらいできないと恥ずかしいし。



と精一杯おおらかな心でお手伝いをお願いしても、危ないところはハラハラするし、ご飯づくりには時間がかかるし、うっかり「お母さんがやろうか?」なんて言いたくなっちゃったりして、あ~手伝わせるって難しい。



ナナは「なんかやる~」って台所に来ても、味見係りをしてもらったり、水遊び代わりにシンクの桶で何か洗わせとく…という程度だったんですが。

ある日私が皮剥きをしようとしてたらエッチラオッチラ脚立を出してきて、いつの間にか「それやる!」体制に入っていたので、仕方なく初めてピーラーを持たせてみました。



真剣にナスを剥くナナ。

つるつるの皮に刃を当てても、刃は入りにくいよ、とヘタを切った端の方から剥くのを教えたら、そのうち要領を覚えた。



で、2本剥けました。

刃に触ったら…と思うとちょっと怖かったけど、割と安全に出来てるのね。



ナナ3才、もうすぐ人間だなと思ってたけど、道具が使えるからかなり人間に近付いてきたな。

このままヤル気キープして、兄と二人で母をラクさせておくれ~(笑)

万先生 * 中国切り絵

2011-06-12 | 上海 * お買いもの(その他)
中国の切り絵は「剪紙(ジェンジー)」と呼ばれています。

赤い紙を使った、おめでたい絵柄のすごく細かい作品。中国にいなくても見た事のある方はいるかも。



剪紙はとても歴史が古く、民間、特に農村に長く伝承されてきたのだそうです。

使うのは紙と、ハサミと小刀のみ。

世の中に紙が出回る前は、金属など別の素材を使って作られていたそう。



さてタイトルの万先生。

マンションの一室に制作室兼展示室があり、予約をすればその場所で作品の販売をしてくださいます。




とってもとーっても優しい先生^^

奥さまと(おそらく)アイさんと3名で迎えてくれました。

赤ちゃん連れの友達にはご自宅のソファを勧めてくれて、3人ニコニコとすごく温かい。



この時は、私の「剪紙ってどうやって作るんですか?」の質問に、快く制作室に招き入れてくれました。



フリーハンドで滑らかに赤い紙を切りだしていき…



台紙に貼り、落款印を押したらあっという間に完成。

今年の干支のウサギです^^

目の前で一本のハサミで生まれる作品にビックリそして感動!

数枚を重ねて切るので、一度に数枚分の作品が出来上がります。



先生の作品は、いかにも中国らしい柄やおめでたい模様以外にも、モダンな絵柄がたくさんあるのが魅力です。




こんな風に、見本が並べられてます。







大きな木の下に集うひとたち。



ぐるっと描かれているのは、ひとの一生。



ママ・パパ・むすめと犬。

このほかにも男の子バージョン、子供2人バージョンなど。



これは私が飾るために購入した分。(我が家で撮影)

「夜上海(イエシャンハイ)」というモダンな作品。



販売しているのは額装される前の状態のもので、ひとつひとつ手作りなので、似た絵柄があっても少しずつバランスや表情が違います。

好みのものを見つけたら、先生や奥さん、アイさんが額装してくれます。

額入りの状態で、「大」が140元、「中」が50元。

「夜上海」は大きな作品で39cm×53cmあり、これが「大」のほう。(デザイン・額によって大きさが違います)

「中」は今手元にないのですが、写真のサイズで言うと8つ切り~6つ切りくらいの大きさ。

日本に持ち帰って飾るなら「中」の方がお手軽かな。

「中」の絵柄には、お土産にも良さそうな上海の外滩(ワイタン)の風景などもあります。



先生はたいへん有名な方なので、これでは申し訳ないほどのお安さです。

実際にあれこれ手にとって見ると、作品のあまりの細かさに、もっとお支払いしなくて良いのか…と思ってしまうほど。



この時は(春休み前の話ですが)今年米寿を迎えた祖母へ、新居へ引っ越したイトコへのそれぞれのお祝い、それに我が家に飾るものを購入。

日本へ帰国する友達へも、中サイズを数点。

「祖母が米寿なので…」と話すと、先生はとてもおめでたがって一緒にお祝いの絵柄を選んでくれました。

8は中国でも最も縁起の良い数字なので、88歳という年齢はこちらでも特別な意味があるのです。



剪紙芸術家 萬洪成先生
上海市闵行区莘庄地铁站南广场
莘朱路宝城路158弄(莘城公寓)
4号门内98号701室
TEL:021-5415-7622
携帯:135-0198-4241

※必ず電話で予約を。
※莘(シン)=草かんむりに辛いという漢字


****** お ま け ******




ちなみに、こちらはうりが旧正月のころに学校で作った作品。

二〇一一年が、ちょいと二〇二年に見えますが(;´д`)ゞ




子供向けですが、こんな本を見つけました。

雨の日曜のヒマつぶしに購入~



折り紙を畳んで、切って開くとこんなのが作れちゃいます。

日本でも、こんな本が色々出てるみたいですね。