一回目は青空が出て爽やかにスタートしました。
まぶしくてグラサン離せな~い・・
応援隊と主催者サイドに喜ばれたバッキングのメンバーだが
初回はまだまだ固いなー
二回目午後のステージが始まる寸前真っ黒い雲が流れて来た!と思いきや
もの凄いどしゃ降り・・・
しかし、そこは請け負った仕事、ステージに載ってスタート~♪
すると今度は凄いスピードで暗雲は流れ太陽がまた顔を出した!!
雨で逃げ出したオーディアンス達も戻って来てくれました。
次のステージのため待機していた地元の有名人中川愛子さんはボクの歌う
Blue Suede Shoesを踊って盛り上げてくれ愉快なステージとなりました。
長くやっていると色々な事を経験しますねー
スクール生もよく頑張りました!
ステージ終了後、シャトルバスでIBCの名物アナウンサー大塚サンの番組ブースへ。
ボクにとって思いがけないソロで歌う「遠い渚」に焦点を当てて貰い
オリジナルシンガーとしての自覚を促されましたよ!!
ノブちゃん(三根信宏)が贈ってくれた彼のアレンジ・演奏による
オケで歌った銀座TACTバージョンをON AIRして貰い多くの
リスナーさん達にも聴いて頂けたので嬉しかったなー
二日目、三回目のステージは薄曇りの中スタート・・・
う~ん、霧雨?
せっかく集まってくれているオーディアンスのためにも願いを込め雨を
吹き飛ばす勢いで始めたお陰か、雨は運良くアガリました!!
四回目のラストステージは晴れて欲しい!
二日目の午後、いよいよラストの四回目ステージは雨が降らず助かりました。
音響さんもバッチリの仕事ぶりです。
やっとスクール生たちも本領を発揮出来る様になりました。
やはり場数を踏むことがとても大切でレッスンでは学べない事を
しっかりその場から感じ取るのです。
この四回のステージでボク自身が学んだ事はGSのオリジナルシンガー
であり今も歌える自分なのだと強く自覚出来た事でした。
元気でこの世にいる自分が今も歌う事を続けているという事実は
大きい意味を持っていると感じさせられたのです。
大塚アナとのやりとりだけでは無く共演者の秋本清サンから貰った
誠実な感想、そしてやはり大きな感激はGSコーナーでは「遠い渚」のみではなく
どの曲にも一曲毎に大きな拍手と声援を戴いたことです。
オーディアンスの素晴らしい反応は大きな励みとなりますから・・・
こうして歌っている自分としては、GS時代の仲間達への鎮魂も含め当時の楽曲が持つ
素晴らしさを伝えて行きたい!とあらためて強く思いました。
土曜日の夜のパーテイで鈴木町長が最後にこんなお願いをメッセージしました。
葛巻高校がこれからも存続して行くために県外から来春10名程進学して貰いたい。
生徒の下宿代に大きいベネフィットを用意し寄宿舎の建設を始めるところである。
興味がある中学生がいたらどこまでも説明とお願いに行きたい!!
是非情報を伝えて欲しい!
完全自給率100%を楽に越えている自己完結型の見事な町づくりを何十年もかけ
実現した葛巻町のスローガンは「決して諦めない!NEVER GIVE UP !」と語る
鈴木町長の熱意は町の現実を物語っていました。
若いご夫婦が移住して来るとかなりの報奨金も出していると聞きました。
人が捨てる物を生かし、人がやらない事をやる!と語るTOPがここにはいるのです。
岩手に来てボクは思いも寄らない沢山の出合いをしましたが今回もまた大きな
出合いに感謝しながら戻って来ました。
新たな自分との遭遇をする事になったからです。