寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

台風一過、沼津市西浦から伊豆半島の夏便り。

2005年07月28日 17時41分52秒 | 生活手帳
福冨りかの元気で天気、はまだまだ育ち盛りで食べ盛り!! 客室乗務員の経験をお持ちの、ちょっと異色なお天気お姉さん。活きの良い取れたて気象情報をリアルタイムで発信中!いつも楽しみです。
それにしても台風7号、伊豆半島を直撃かと覚悟しておりましたので、本当に助かりました。玄関軒下に吊るした気圧計は26日夕方6時で、982ヘクトパスカルを指しています。この簡易気圧計は半日~1日先のお天気傾向を知る【晴雨計】として重宝しています。つまり、現在の気圧針(黒い針)にツマミを回して金色の針をピッタリと重ね合わせておきます。あとは時間が経つにつれて、黒い針が合わせた金色の針より右に動けば晴れ(気圧が上がるので天気がよくなる)、反対に左に動けば天気が崩れます(気圧が下がるので天気が悪くなります=雨になります)。写真では一昨日の気圧、1000hPaに合わせたておいたのですが、台風が近づくにつれて、一気に982hPaまで(黒い針が左に動いています)下がりました。


さて台風一過、昨日の27日、朝の1枚。場所は沼津市西浦、ダイビングスポットで有名な大瀬崎(おせざき)手前の蜜柑山(高度計で約100m)。蜜柑の実も今はもうピンポン球くらいに育ちましたよ。焼け付くような暑さの中、午前中は蜜柑の木の段々畑を上ったり下ったりの作業で、まるでサーキットトレーニングと同じ。仕事をしていると思うとウンザリですが、こういうときは、お金をもらって身体を鍛えている!と思えば多少、辛さが紛れるのです。気温はすでに直射日光の下で45度を越えていました。午後は向こう側に見えるうっそうとしている雑木林の中、今度は蝉の大合唱にただ驚くばかり。梅雨が明けたとたんに一斉に鳴きだしました。全山蝉の声と言ったらまるで『YS11』のレシプロエンジンが隣で回っているよう! 耳がおかしくなりそうです。
こんな景色の良い現場には当然、コンビニや自動販売機は無いのです。昨日はいつもより用意万端で水筒2本、ペットボトル2本、計3,2リットルを持参したのですが、全てカラになってしまいました。夜、体重計に乗ると、あれほど水分を補給したにも拘らず2kg減、体脂肪率も嬉しいことに23パーセント! しかし、日中の暑さがまだ身体の芯に残っているようでだるく、氷枕を当てて床に就きました。どうか、みなさんも日射病、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。



追伸~沼津、西浦方面へ遊びにおいでになられるみなさまへ。
ここ2週間ほど西浦江梨まで通っていますが、週末の金土日を除けば道路は渋滞も殆ど無く空いています。狩野川放水路、口野交差点から大瀬崎へはゆっくり走っても45分くらいです。途中、昨年の22号台風の崖崩れを修復工事している個所がいくつかあります。地元車はみんな、のんびり運転をしていますので、狭い道での無理な追い越しは事故のもと、安全運転でたのしい行楽を! 


同じく27日夕方、帰り道に撮ったスカンジナビア号。まだ曳航される気配はありませんが、この夏が見納めになるかも知れません。思い出のある方はお早めにどうぞ、お早めに。