金髪

良く知らずに、
社会の混乱を企んでいるような
狂信的な組織に入ってしまったらしく、
そこから抜け出そうとしているらしい。
報復は怖いが、その組織のアジトから
脱出を図ろうと思い切って行動した時、
組織のナンバー２らしい金髪の男
（似ている有名人は思いつかないが、
なかなか美貌の男性である）に、
見つかってしまい、殺されると覚悟を決める。
が、その男は、私を逃がしてくれて、
同じように組織を抜け出して、
隠れている女の人達のところへ
連れて行ってくれる。
その時、金髪ではなく、黒い髪をしていて、
まるで別人のようになっている男に、
かなり驚かされてしまう。
どうやら、彼は政府の人間で
金髪のカツラをかぶり変装し、
潜入して組織を探っていたらしい。
私はそんな彼にちょっと恋してしまい、
組織のアジトへ戻って行く彼を心配しながら、
自分の危険は忘れているのであった。


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