なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

エボラが止まらない.イスラム国も止まらない

2014-09-24 19:17:58 | 日記
イスラム国も大変だけど、たぶんこっちの方がだいぶピンチだ。

WHOの試算だと年内に2万人、と言ってたのが、11月にも2万人超えするかも、しかも最悪140万人まで行っちゃうかも、らしい。
なにせ、西アフリカの国々だ、衛生状態も医療施設環境もあまり良くはない。垣間見る映像では隔離施設などただのあばら屋でしかない。
発症してもすぐに町の医者に診せるわけでもなく、そのまま村中に感染を広げてるようなところだろう。感染したとわかれば、ひどい隔離のされ方をするのも一因だ。食事も水も与えないなど、最初の頃に報道されてそれから良くなったのかは解らないけど、そんなところにわざわざ死にに行く人なんかいるわけがない。だから感染が広がる悪循環だ。

日本からも20数人の医師団を派遣するらしい。自衛隊の派遣も要請されてるという。
見えない脅威だから、拡散する前になんとか封じ込めないと、

と封じ込めると言えば、イスラム国に戦闘員として渡航した若者が帰国できなくする決議案が安保理で通った。
かなりの数の若者がイスラム国へ行っているらしい。これは以前から言われてたことで、彼らが帰国してテロを行う可能性が高いと。
たしかに、前に書いたように組織化されなければ個人での反政府活動もたかがしれてるのだけど、これが組織に属することになるとやっかいなことになる。
イスラム国で組織の構成員となれば各国での組織化が当然なされるだろう。そうなれば安穏とはしてられない。
頭が痛い問題だ。

テロを容認するわけでも、同調するわけでもないけど、そもそも的に言えば少人数の要求が通らないから、暴力に走る面がある。これは、大多数の人間が、少人数の権利や欲求をないがしろにしなければテロというような極端な行動に走らないのではないだろうかと思う。しかし、中東の反米反欧勢力は宗教がらみの要素が強く感じられるのはいったいなぜなのだろう。
もはや植民地政策でもあるまいし、原油資源や利権で争うのがいかに反宗教的なことだと気がつかないのだろうか。
テロにしろ民間人の殺傷にしろ、イスラムの教えには反している。過激指導者に神は荷担しないことくらい解りそうなものだ。
ただ、やられっぱなしじゃ、というのが根底にあるからこれだけの人たちが過激な行動に荷担するのだろう。

世界はそろそろ考えを改めた方がいいのかもしれない。

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オーストラリアでイスラム国支援者を射殺

2014-09-24 15:27:33 | 日記

なんかヤバいね。

ってこの射殺されたのが本当にイスラム国支援者だったのかって事(旗を振ってたとか、持ってたとか)もだけど、これに過剰反応な勢いで日本メディアも報道してる。
ネットで拡散されての犯行だ、とかのコメントを言っていた。君らの偏見で恐怖を煽ることがどれだけ迷惑なことか解ってるのかね。思うつぼだし。
テレビも、いい加減インターネットが特殊な環境ではないことを認めたらいいのに、なんかSNSで拡散されてうんぬんってばからしい話をしてた。
インターネットで距離も時間も飛び越えて人が接触できることなんて今に始まったことでも、SNSがそのいったんって意味不明だw

たしかに、情報が拡散すると一部に同調者が出るだろう。しかし、それは「イスラム国」というかなり特殊な組織に対してだから、その離れたところの同調者が組織化する事は考えにくい。
また、組織化されなければ、今回の射殺された18才のように武装と言っても「ナイフ」のように大量に殺傷できる訳でもない。
つまりは、ネットで呼びかけただけでは、過激な行動に走るのは一部の狂信者だけであると思う。
今のところはw

だからこそ、欧米はシリアのアサド政権をイスラム国が倒してくれれば、と半年以上も放置していたがここに及んでそれどころじゃなくなったし、タイミング悪くウクライナのロシア介入に異論を唱えてしまった手前、なかなか踏み出せなくなってたのだが、いよいよフランス人やらイギリス人やら殺される局面になって、こいつらヤバイかも、ってところだろう。
しかも、ネットで敵国市民を殺害しようなどと言えば、直接的に自国民を危険にというより、恐怖と偏見で混乱と猜疑心を起こして取り返しのないことになるかもしれない。
911直後のアラビア系差別を思い出す。差別は差別を生む。

早急に頭をつぶさないと伝染しだしたらやっかいだけど、アメリカは陸上部隊の派遣にはきっと及び腰になるだろう。泥沼イラク戦争の例もあるし、シリアが主戦場になるだろうし。
これはかなり難しくなってきた。

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イスラム国の暴走が止まりそうにないな。

2014-09-23 20:43:49 | 日記
一昨日空爆するのに金出すくらいなら、と書いたばっかりだけど(笑)
どうやら異教徒を殺せ、と言ってるみたいだ。
アルカイダも、壁岩仏をぶっ壊したり異教徒を虐待したりと、ろくでもないことをやっていたけど、アルカイダ系だからなのか、あっさり過激な方に走っていくな。
もともとがイラクのフセイン政権下で優遇されてた人たちが、新政権で冷遇されだしたのが母体だと聞いていたけど、これじゃ、全世界敵に回してもしかたがない。
どうも、おフランスも空爆に荷担して昨日くらいから始めたらしい。
ローマ法王も「神の名で人殺しするのは重大な冒涜だ」とコメントを発表した。
イスラム国は世界人口の3分の一いると言われるキリスト教徒を皆殺しにするつもりなのだろうか?いったい何を考えているのやら。

宗教的なことを言うと、もともとイスラムの方が他宗教に寛大だった。それこそ十字軍に代表されるようにキリスト教徒の方が排他的だ。
キリスト教徒とユダヤ教徒とイスラム教徒が共存してた都市はいくつもあったし、それをぶっ壊してきたのはキリスト教徒だった。
いまやイスラム教=ハマス、タリバン等の武装集団というイメージがついてしまってる。
そこまでにはいろいろと迫害やらがあったのでは、と同情もするが、やり過ぎるのは逆効果だろう。
自爆テロなども、そもそもイスラムの教えにある無実の人を殺害してはならない、に離反してる。

これは結局はキリスト教徒対イスラム教徒の図式にしてしまうと、遺恨も残るし根っこは絶たれない。
まわりのイスラム教国の介入が必要だし、仲裁も必要だろう。

東洋の多神教の国に暮らしているとあまりピンとはこないけど、本当はユダヤの神もキリストの父もイスラムのアッラーも同じ神だと聞く。
それがなぜこんな風になってしまうのか不思議でたまらない。
まぁ、仏教でも宗派で仲が悪いとこもあるからねぇ。
つくずく人間は「業」な生き物だとおもってしまう。


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イスラム国空爆に20億円以上だすくらいなら、エボラに出せよ。

2014-09-21 18:28:00 | 日記
27億円だったけかな。総額その他諸々包括的人道支援と称して54億円のうちの27億円が対イスラム国ようの費用。
アメリカさんに渡って空爆の費用になるのは目に見えてるのだけどねぇ。
ともあれ、イスラム国もここまで世界を敵に回したら、にっちもさっちもいかないだろうに。
もとが過激派だからあまり深く考えていないっぽい。
テロなんかすればするほど人心も何もかも失っていくと思う。彼らに「太陽と北風」の逸話を教えたいところだ。
せっかくの大勢力となったのだから、うまいこと立ち回れば国のひとつやふたつできたろうにね。
クルド人とは立場が違うからやりやすかったろうに・・・

とまぁ、いつものお金を出しますぅという周りの顔色見ながらの日本の立場だけど、そんなお金を出すくらいなら、エボラ出血熱の対策に回したらどうか、と思う。

感染、最悪50万人超

このまま最悪のルートをたどったら来年の一月で50万人が感染する、と米疾病対策センター(CDC)が試算した。
現在5500人が疑いも含めた感染者だ。半分くらいが死んでる。
潜伏期間中は感染しないらしいのだけど、潜伏期間中にひとは動き回る訳だから、発症したところが日本の地方都市かもしれない。まぁ隔離して致死率が高いからそのまま死んでしまうと広がらないのだけど、それに対処するような強靱な政府でもマスコミでも社会でもない。数年前のSARSの時を思い出すと、水際作戦だとか言って空港に赤外線カメラを設置して熱の高い人をって、潜伏してたら意味ないねw
死亡率9.4パーセントのSARSで右往左往する社会に死亡率90パーセントのエボラが出た日にはそれだけパニックになることだろうと。

で、日本は今までにエボラ対策に5億5千万円支援したらしい。
で国連総会に出席するから手土産にもう5億5千万円の支援の約束。あわせて11億円・・・イスラム国に爆弾落とす半分にもなってないし・・・
それって税金だよ。
イスラム国はすぐには攻めてこないだろうけど、エボラは気を抜けばやってくるんだよ。アフリカから直輸入じゃなくとも、いったんヨーロッパで流行れば日本人はどこにでもいるからね。持って帰っちゃうよ。
しかも、感染を続ければ「突然変異」が起こって潜伏期間中の接触だけでってな事になったらほぼ人類滅亡しかねない。イスラム国が頑張っても滅亡まではさせきれないだろ。

デング熱もそうだけど、パンデミックにあまり興味がない政治家が多すぎる。
都知事もお膝元で騒動になってるのに、どっかに行ったまま、夏が終われば蚊がいなくなるから大丈夫、だとか言ってたらしいし。

そういえばSARSの時の厚生大臣は今の都知事だったっけ(笑)


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やっぱり原発はコスト高で税金も入っちゃうんだね。二重取りってことか・・・

2014-09-20 22:29:31 | 日記

先週テレビで見た原発の電力買い取り価格保証の詳しい記事を見つけた。

原発の電力の買い取り価格保証制度

そして今日流れたニュース
九電、再生エネ買い取り事実上中断へ 太陽光発電急増で

川内原発のある九電。価格の高い原発。
最近、うちみたいな田舎には田舎にタケノコのように太陽光発電パネルが設置されはじめてる。
そのほとんどが、休耕地もしくは耕作放棄地、買い手のつかない空き地、田舎には土地がかなり余ってるから、寝かすよりは発電会社に貸した方がいいのだろう。
そこに買い取り中断・・・なにか嫌な作為を感じるのは気のせいだろうか。
しばらくは、太陽光発電の会社も増設は見送ることになる。
まぁ、九電としても、買電のシステムを増強するつもりなのだろうけど、結局は九電の意のままで再生エネルギーの生産量が決定されてしまうわけだ。

原発がコスト高なのは、操業してないときが一番高い。当然だ。廃炉しない限りかなりの金額がメンテナスに使われてる筈だ。
電力会社としたら、早く操業してコスト回収をしないとって思ってるはず。しかも、その間隙をぬって再生エネルギーの会社が発電を勢いよくしはじめちゃったから、ちょっと慌ててる、みたいな構造っぽい。
電力の買い取りは固定買い取り制度があって買い取らなければならない。たしかに九電も大変だろうとは同情するが、福島の事故での補償コストから考えれば思い直した方がいいと思うのだがね。

最近見たサイエンス番組で「核融合」の研究が少しずつではあるが複数の国の協力で行われてる。
「ITER」がフランスで巨大な実験施設を作ってるのか、作ったのか知らないけど、とにかく、目標としては2027年には実用化予定らしい。
あくまでも予定だから、現実には未だ数時間しか核反応を継続できてないのを考えるとなんとも言えない話だけど、今の核分裂方式の原発に比べれば、コストも危険もかなり少ない。
じっさい地球上に小さな太陽を作るわけだから、危険であることには違いないだろうけど、少しの海水でかなりの電力が供給できる。

どうせなら、そっちの方に金を使ってもらえないだろうかと思う。
中小企業以外の電気料金を上げてもいいから、危険のない方に振り分けて欲しい。




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