内閣改造、そして党三役。
安部総理が行ったこの人事はなかなか面白い。
政敵になりうる石破と谷垣と二階をそれぞれ懐に抱え込んだ。
しかも、女性を５人、党三役に１人
主要閣僚は留任組だから、問題の山積具合はわかっているのだろうけど、そんな時期に内閣改造、とは何を狙っているのだろうかと。
集団的自衛権で支持率が減ってきた、消費税の影響が怖い、統一地方選が来年春にある。主だったところはこの辺だろうし、もうすぐ北朝鮮の回答がくるが、その結果が芳しくないので外交が問題になってくると予想してる。ＴＰＰでかなり強引に進めるつもり、消費税の１０％化も進めるつもり。そして安全保障関連法案の策定をじゃんじゃんやるつもり。そんなところだからちょいと話題隠しで変えとこか・・・って感じがする。
新聞の分析には、女性の支持率が落ちてきたから、と、女性登用を推進すると言ってるから、女性閣僚が増えたと言ってる。
日本の管理職の２０パーセントを女性にと公言してる手前、５～６人は役につけたいところだったのだろう。
にしても、なんだか経産省の小渕はともかくあとの人たちが、適任だと思えるのか、よくはわからない。
小渕はゆくゆくは～って思惑が安部ならずとも自民総出でパンダにする気だろうし、小渕も大臣より上を狙うのなら、経団連等に真っ向から刃向う事もしないだろう。（具体的にいえば原発再稼働の問題。地元の群馬には原発はないしね）というか、はっきり言えば、お飾りで十分だ。あとは法務省もぽっと出にできる部署でもない、女性活躍担当大臣なんて有名無実だし、あとだれだっけ？というくらいなポジションだ。
そういえば拉致被害担当、山谷えり子はどこかで見た名前だと思ってたけど、結局探し出せず。思い出せもしなかったけど、統一教会がらみの人なんだ、と変な情報が出てきた。しかも、アニメの性的表現を検閲するべきだと言ってる人で、しかも公安長も兼任することになった。アニメファンは今のうちに逃げるように。で。この人は靖国を拝めと言ったりする割には、自身はキリスト教徒だったり、統一教会に寄稿してみたりと、なんかきなくさい。小泉内閣くらいから話題に上ってる人だと思うのだけど、なんだったかなぁ。思い出せなくてイライラする（笑）
谷垣を幹事長に据えたのは、策に走ったなという印象がする。それも増税の策と総裁選と党不満の抑え込みの策。
三党合意で消費税１０％を決めたのは谷垣時代の事で、消費税１０％が谷垣の持論。となれば、増税を強硬しても、党内の不満を幹事長で防ぎたいということだろう。もちろん増税ありきの谷垣幹事長という事だ。谷垣の政治力が早晩試されることになる。
しかし、安部の思惑通りに進めばいいけれど、谷垣、もしくは谷垣の周りが安としを画策すれば幹事長ポストだから一気に政権の首が取れる。二階のポジションもまたそうだけど、党を優先する意識がどれほどあるかで決まってくるだろう。
他に、町村も石原も今回の組閣に不満が出てるという。今回自民は大きく揺れることはないだろう。だけど潜在的に爆弾を抱えてるしまった気がする。
安部は今回身の回りを固めたつもりだけれど、女性閣僚の党に対する影響力が低いと仮定するならば、かなり危ない橋を渡ってるような気もしなくもない。まぁ、自民は今現在一強だ。野党はそろってダメダメに成り下がってる。政権が安定するのは悪いことではないとは思うけれど、それをもって何でもできると思ったら危険このうえない。本質的には投票者の半分以上を自民党はとってはいない。
さて、来年の秋、誰が総裁選に出るか楽しみでもある。
安部総理が行ったこの人事はなかなか面白い。
政敵になりうる石破と谷垣と二階をそれぞれ懐に抱え込んだ。
しかも、女性を５人、党三役に１人
主要閣僚は留任組だから、問題の山積具合はわかっているのだろうけど、そんな時期に内閣改造、とは何を狙っているのだろうかと。
集団的自衛権で支持率が減ってきた、消費税の影響が怖い、統一地方選が来年春にある。主だったところはこの辺だろうし、もうすぐ北朝鮮の回答がくるが、その結果が芳しくないので外交が問題になってくると予想してる。ＴＰＰでかなり強引に進めるつもり、消費税の１０％化も進めるつもり。そして安全保障関連法案の策定をじゃんじゃんやるつもり。そんなところだからちょいと話題隠しで変えとこか・・・って感じがする。
新聞の分析には、女性の支持率が落ちてきたから、と、女性登用を推進すると言ってるから、女性閣僚が増えたと言ってる。
日本の管理職の２０パーセントを女性にと公言してる手前、５～６人は役につけたいところだったのだろう。
にしても、なんだか経産省の小渕はともかくあとの人たちが、適任だと思えるのか、よくはわからない。
小渕はゆくゆくは～って思惑が安部ならずとも自民総出でパンダにする気だろうし、小渕も大臣より上を狙うのなら、経団連等に真っ向から刃向う事もしないだろう。（具体的にいえば原発再稼働の問題。地元の群馬には原発はないしね）というか、はっきり言えば、お飾りで十分だ。あとは法務省もぽっと出にできる部署でもない、女性活躍担当大臣なんて有名無実だし、あとだれだっけ？というくらいなポジションだ。
そういえば拉致被害担当、山谷えり子はどこかで見た名前だと思ってたけど、結局探し出せず。思い出せもしなかったけど、統一教会がらみの人なんだ、と変な情報が出てきた。しかも、アニメの性的表現を検閲するべきだと言ってる人で、しかも公安長も兼任することになった。アニメファンは今のうちに逃げるように。で。この人は靖国を拝めと言ったりする割には、自身はキリスト教徒だったり、統一教会に寄稿してみたりと、なんかきなくさい。小泉内閣くらいから話題に上ってる人だと思うのだけど、なんだったかなぁ。思い出せなくてイライラする（笑）
谷垣を幹事長に据えたのは、策に走ったなという印象がする。それも増税の策と総裁選と党不満の抑え込みの策。
三党合意で消費税１０％を決めたのは谷垣時代の事で、消費税１０％が谷垣の持論。となれば、増税を強硬しても、党内の不満を幹事長で防ぎたいということだろう。もちろん増税ありきの谷垣幹事長という事だ。谷垣の政治力が早晩試されることになる。
しかし、安部の思惑通りに進めばいいけれど、谷垣、もしくは谷垣の周りが安としを画策すれば幹事長ポストだから一気に政権の首が取れる。二階のポジションもまたそうだけど、党を優先する意識がどれほどあるかで決まってくるだろう。
他に、町村も石原も今回の組閣に不満が出てるという。今回自民は大きく揺れることはないだろう。だけど潜在的に爆弾を抱えてるしまった気がする。
安部は今回身の回りを固めたつもりだけれど、女性閣僚の党に対する影響力が低いと仮定するならば、かなり危ない橋を渡ってるような気もしなくもない。まぁ、自民は今現在一強だ。野党はそろってダメダメに成り下がってる。政権が安定するのは悪いことではないとは思うけれど、それをもって何でもできると思ったら危険このうえない。本質的には投票者の半分以上を自民党はとってはいない。
さて、来年の秋、誰が総裁選に出るか楽しみでもある。
