なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

内閣支持率って必要なの?

2014-09-05 22:10:04 | 日記
内閣改造でさっそく新聞社の内閣支持率調査を行ってた。
総じて支持率が上がっている。
今までもそうだったのだが、内閣改造の目的の一つに支持率の回復があるといわれてる。
まぁ、ご祝儀支持とも呼ばれてる実体のない期待感だけだろうな、と、思っていたのだけれど、どこかで見たコラムで調査の質問内容が異なっているのではないかと書かれていた。
具体的にいうと、「今回、安倍総理が内閣改造をしましたが、支持しますか?」と聞かれたら、安倍総理を支持するのか、内閣改造を支持するのかあいまいになってくる。
たぶん今までは直接的に「安倍内閣を支持しますか?」と聞いていたはずだから、上がって当然だよね、って話だった。
なるほどねぇ、と思ったのだけれど、内閣支持率に一喜一憂する政府にもあまりいいことではないだろうに、とも思う。

新聞社がそれぞれ違った立場で政治向きの話をして、お気に入りの政府だとなぜかヨイショするし、嫌いな政府だと足を引っ張りまくる。
この、アンケート、質問の形式でポイントを上下させても、新聞社のなにに影響するのだろうかと普通に思ってしまう。
ポイントが高ければ、迎合する国民が相当数でるのか?ポイントを下げれば国民が引導を渡すのか?
それよりも、きちんとした数値を出して、それに対しての改善点などを明示できたほうがよくないか?
いつも支持率調査の頻度(なぜか週ごとに調査したり、月ごとしか調査しなかったり)も含めてこのアンケートには疑問符が付く。
お気に入りの安倍総理、支持率が戻ったとぬか喜びして何かとんでもないことをするかもしれない、あ、増税か(笑)

それにしても、ネットのニュースを斜め読みしただけなんだけど、日刊ゲンダイと産経のぶれてないスタンスがなかなか興味深いというか少しうれしい。
産経は原発再稼働がどうしてもしたい、国民の相当数が反対してる事は言及せずに産業発展のために何が何でもと言ってはばからない。
日刊ゲンダイはケチョンケチョンに安倍総理の政策批判、内閣改造批判に終始してる。今回の女性大臣登用にも役立たずと言い切った(笑)

たしかに、昔言われた「お友達内閣」と何ら変わりがない。進歩がない。
自分の嫌いな人は遠ざけてイエスマンだけで政府の運営をしようって感じがぬぐえない。
基本、お坊ちゃんなところは変わらないのだろうけど、結局は党内に不満分子を抱えることになるわけだから、政治家としてはまだまだ小粒で面白みがないな。
基本政策の経済を重点に置くのは構わないけれど、増税は経済に直結する心理が働くところまで考えが及ばないのかなぁとおもう。
それこそ、支持率のポイント見て安倍さん頑張ってるねとか思う人たちが、直接ふところに関係する消費税を心理的にどう考えると思うのか。
福祉や財政のために、消費税は仕方がない、と思う人は、支持率ポイントが上がっても下がっても、増税やむなしと、考えると思う。

結局バカはだれなんだろう。


それでも日本は原発を止められない
山名元,森本敏,中野剛志
産経新聞出版

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする