なんとかしてきてなんとかなった

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中国バブルの崩壊?

2014-09-06 22:06:52 | 日記
中国での経済が下降気味らしい。

中国での石炭消費量が下がってきてるという。
なぜ石炭かというと、火力発電の燃料として石炭を使っているので、その消費量が落ちているという事は、電力が前ほど必要ではなくなったということらしい。
これは、人口が減った・・・わけじゃなく、工場での電気消費量が下がったということで、それは工場の生産性が落ちたという事になる。
なぜか、中国政府の目標は7パーセントくらいの成長率を発表してたと思うのだけれど、実質はそれどころかマイナス成長かもしれないという事だ。
今まで破竹の勢いで日本をGDPで追い抜いた世界第二位の中国が、以前の日本みたいにバブルが弾けるかもしれない。
読んだ記事にはすでに土地の値段がガンガン下がっていて25%落ち込んだところも出てきてるとか。

中国バブルの破たんは以前から言われていて、どう軟着陸させるか、かつての日本のようなバブルの弾けることは避けたいと政府も考えていた。
さすがに日本のように短期間で弾けまくったようなことは起きないだろうが、成長率が落ちてその揺らぎがどこまで影響するかは、国が大きいうえに人口もとんでもないので何ともいえそうにはない。
やはり懸念されるのは世界経済への影響だ。バブルが弾けるようなことになれば、今まで中国に出資してる企業はもとより、中国を市場とみなして展開している国も大打撃を受けることだろう。
そうなれば、各国の株価も暴落するのが決定的だ。
しかし、この事態をどうにかしなきゃと考えなきゃならない団体が、あの中国政府なのだ。なにをかいわんやってところだが、中国内の官職も政府発表なんか信じてない状態。それは何が起こってもおかしくない。
そのうえ、都合の悪いことは隠ぺいする体質は今に始まったことではない。

企業はもとより、中国関連で出資してたり、大規模工場で進出している企業の株を持った個人も、今のうちに何とか対策を練っておくべきだと思う。
日本みたいにバブルが弾けました、国民は我慢してください、で済むお国柄じゃないし、政府は看板が外れかかってても、一応は共産国家だ。根幹は変わっていない。
市場経済で振り落され、仕事にあぶれる人の数も日本とはけた違いだ。都市部の一極集中が崩れても地方に戻るというわけにもいかないだろう。

経済崩壊のありようによっては、すさまじい混乱が中国だけじゃなく世界規模で起こるかもしれない。

そうなったとき、うちのお坊ちゃん総理のお友達内閣は青写真くらいできてるのかなぁ。中国嫌いなんだろうけど、経済はつながってるし経済再生が旗頭なんだけど。
株は持ってないけど、ちょっと心配。


データで読み解く中国経済―やがて中国の失速がはじまる
川島 博之
東洋経済新報社

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