なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

いい加減うんざりな朝日叩きの話。

2014-09-19 23:02:00 | 日記
昨日見たコラムで、やっぱりだよねってのを見つけた

朝日「誤報」で日本が「誤解」されたという誤解

繰り返して言うけど、自分は朝日が叩かれてもどうとも思わないし、叩かれても仕方がないと思っている。
報道としての間違いはたしかに万死に値する事だと思うけど、それにかこつけて朝日を落とし自説を上げるみたいな真似が大嫌いなだけ。
他人をけなして自分をよく見せようとする、あさましい真似が本当に「美しい日本」「民度の高い日本人」のありようなのかと心底思う。

変な話に飛ぶが、自虐史観などと言い出した頃から、なんか変だと思う。
たしかに、歴史を曲げることは何かの意図があって許されることはないのだけど、逆方向に曲げることも何かの意図があるとしか思えない。
歴史認識を「正す」というのは語感として真っ当な感じがするが、本当は歴史認識は認識だからどの視点からが正当なのかは誰にも解らない筈だ。
例えると、神風特攻隊。インパール作戦、等の人命と人材を軽んじたような作戦を遂行した軍部と、それの犠牲になった人々。
その認識はそれぞれで違うはずだ。
犠牲になった人々は、国を守るためとか家族を守るためと思って散っていった畏敬に値する人々だ。それは間違いない。
しかし、その視点でのみで軍部や国粋主義に走った政府なども美化しなければと勘違いする輩が増えたような気がする。
明日の日本を夢みて散っていった人たちをダシにして、帝国日本を語るんじゃない、と憤りすら感じる。
だからこそ、靖国には戦犯を合祀することはお門違いだと思う。
アメリカがどうのって事じゃない、それとこれとは別なだけだ。
少なくとも、戦犯と呼ばれる人たちは、その責を日本人に対して持ってるはずだ。
今の政治家レベルじゃ、なぁなぁにしてしまうのだろうけど。


まさに、この構図がいまの朝日叩きにそっくりだ。些少なことで全体をごまかすかのような論調だ。
軍のために娼館を作りました、毎日何十人も利用しました、お金を払ってますから問題はありませんでした、ってどこの誰がそれは仕方がないことだね、って思うのだ?
どこの国でもやってることだ、って言いたいのか。それってあいつもやってるから俺もいいじゃん、って言う小学生レベルの話だ。
しかも、それを顔を真っ赤にして「国際社会の誤解を解く努力をしてもらわないと・・・」などと言ってりゃ恥の上塗りしてるだけ。

美しい日本はどこに向かってるのかね。

あまり暴走するといろんな所から化けの皮が剥がれてくる。
朝日誤報と国連の批判は無関係・・・

櫻井よしこ氏と作家でNHK経営委員の百田尚樹氏、そして「WiLL」花田紀凱編集長がパネラーをつとめる「朝日慰安婦報道が崩した日本の誇りを取り戻そう!」というトークショーが開かれたが、3人はこぞって朝日とクマラスワミ報告を徹底批判。花田編集長の「これからの主戦場は国連だ。国連を脱退するくらいの覚悟でやれ」という発言も飛び出し、大いに盛り上がったという。

学識豊かな三人だ、知らなかった訳じゃなかろうと好意的に考えたら、国民を騙すつもりかね、と考えてしまう。


単にお馬鹿なだけなら許しもできようけど。


自虐史観を脱せよ――「日本は悪い国、侵略国家」 ではなかった! 真の近代史を知ろう
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