なんとかしてきてなんとかなった

つれづれなるままに、つぅつぅれろれろ

ホリエモンと瀬戸内寂聴、この対決はちょっと見てみたい。

2014-09-30 19:45:36 | 日記

という記事を見かけた。

ホリエモン「戦争になれば逃げる。他人は知らない」発言に瀬戸内寂聴が激怒!

またしてもかいつまんでいうと、バリバリの戦争体験者の寂聴先生とおまえはコストコか?というほどコスト優先な考え方をするホリエモンと話ががっつりかみ合わないという、まるで聞いただけでは漫才風な対談だw
対談本のレビューなんだけど、それの中で戦争の部分の話をピックアップしてる。

これがまた、面白いくらいにかみ合わないw

記事を読めばあらかた書いてあるから割愛だけど、きほん両極端なふたりだ、寂聴先生はもはや感情論で戦争忌避するけど、ホリエモンは経済活動の観点でしか戦争を見れてないから忌避とも違う。
いわばどっちもどっちなのだけど、ホリエモンの考え方にはふ~んと思うところがある。いや、ホリエモンが正しいとか言うつもりはない。
たしかに、戦争は経済であり外交であり政治だ。しかし、それだけで割り切れるものではないのは今までの戦争でもあるし、今起こってる内戦でもある。
東大卒なホリエモンにもそれくらいはわかるはずだろうと、たかをくくっていたけど、経済コストの一面だけを見て戦争はコストに見合わないから起こらない、と断じることができるんだ、と感心したw
あんがい優秀とされてる人も自分の守備範囲じゃないとお間抜けなんだ、と。
しかも、戦争が起こったらどうする?と聞かれ「逃げる」とストレートに答えるところなんか、あ、もう、キャパ超えてる、と思わせてくれるとこなんかなかなかできるこっちゃないw

この記事の気に入ったところは、弱者がナショナリズムの発火点になってることについて、ホリエモンの言葉を引用してる

 「それはグローバル化に対するアンチなんですね。グローバル化によって貧しくなる人たちが抵抗してるにすぎないんで。そういうネトウヨ的な人たちもそうなんですけど、日本人であることだけが彼らのプライドの源泉なんですよね。だから『もう鎖国をしろ』とか『戦争しろ』とか言うのは、その人たちですよね」

と、なんかネトウヨを小馬鹿にしてる発言。

そして、こうライターはいってる。

日本の若い世代は、ホリエモンに憧れているようなグローバリズムの信奉者と、知識や教養がないゆえに「愛国」だの「日本の誇り」だのといった言葉に踊らされる「ネトウヨ」に完全に二分されつつあるように見える。しかも、国家や他者に関心のないグローバリズムの信奉者には、ネトウヨたちを説得して、その戦争への熱狂を押さえこもうという気はさらさらない

つまり戦争は起こるときには起こっちゃうんじゃないの?と思ってる。
まさにそのとうり、起こるときには止めた方がいいんじゃね?と山本五十六が言っても起こっちゃう。これは止めようがない。
まさにそれが雰囲気にのまれる、ということだから。
立ち止まって考えようや、という思慮深い人もあまりいそうにない。

なんかヤバイかもしれないね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする