
2年ほど前に生家から球根を掘り上げて持ってきたのが1本だけ花茎を伸ばしていた。
田舎ではスズランスイセンと呼んでいたけれど、日本語の法則からすれば、スズランズイセンと濁って言うべきらしい。
スイセンと同じヒガンバナ科だけれど、スイセンが水仙属なのに対し、スノーフレークは待雪草属だそうで、科も属も名も姿も私の嗜好傾向に無条件的合致。
ところがニラと間違えて葉っぱを食べたりしたら大変なことになる毒性を持ち、だからこそ球根だってネズミに食われることもなく自然繁殖している。
田舎では何もかまわずとも、私の子どもの頃と同じ感じでずっと生きながらえている。
このテは葉っぱばかりが育って茎がなかなか立ち上がらず、ウチでは何十年も花を見ていないスイセンもある。
十分に日の当たるところで育ち、球根にそれなりの栄養を蓄えないと花を咲かせないのかもしれない。
チマチマした庭では育ちにくい地味で可憐でわがままな花。
スイセンとかチューリップ、ダリアも球根でしょう・・・?テレビや書物でお目にかかります。日本列島は長くて亜熱帯も含まれる。
球根を掘りあげて乾燥させましょう・・そうしてある時期に埋めましょう。
なんてことは、商売にしてるんでもなければできるわけがない。
チューリップの好きな人は、そうやってるのか、綺麗に管理された咲かせ方をしている花壇を見ると、感動ものです。
私はチューリップには手を出さないつもり。
ほったらかし園芸でそこそこに咲けば良いと、そんな感じです。
亜熱帯の方が園芸には絶対的有利な筈ですから、こちらは背伸びして撮り方の工夫なんかもして対抗している気になったりします。
条件が違いすぎますから無理に比較することはないですよね。
いつもありがとうございます。