大雨であれだけ水が溜まって、しばらくはそこそこ水位を保っていたのに、水が引き始めたら雨が多少降っても引き続け、池周りの石積みが完成すると同時に水も抜けた。
水が抜けてしまうと、石組みが高すぎて、なんだか間抜けに見える。
掻い掘りをした状態であれば、泥をあげ、底に玉石か漬物石状の平石を敷き詰めたら格好がつくのではないかと思う。
玉石は買わなければいけないので、それなら平石を河原に拾いにいくのが手っ取り早い。
それはともかく、石積みの裏に敷き詰める砂利は、作業小屋を作ったときの工務店がスロープにセメントを混ぜた砂利を使っていて、それを流用したらうまくいった。
土木工事では土壌改良とかで、セメント混じりの土(?)をばらまいているのを見たことがあるけれど、セメントを混ぜたら良いのか。
池の周りは歩ける幅だけ空けて、あとはそこらじゅうにある庭石を持ってきて設置する。
道具を使わなくても、転がすだけでかなり大きく重い石でも動かせると分かった。
一輪車にやっと載せて、今回作った周回通路を運んでいて、予定した場所に下ろすつもりがよろけて、重い石を泥池に落としてしまった。
一輪車を倒して載せるのは、かろうじてできたものの、池に落ちた石を手で持ち上げることは、やはりできなかった。
それでもプラスチック箕に載せてからなら、持ち上げることはできて、1回目は途中で失敗、2回目には何とか石組み上まで持ち上げた。
落としてしまった石は左から3番めで泥が着いている。
並べているときには気づかなかったけれど、画像を観て初めて人の顔が浮き出ているように見える石に気づいた。
それぞれの工程で起きる小さな失敗の数々が直ぐ次に生かされる。
こういう力仕事はやり始めると面白くて、なかなかやめられない。
かかっている病院に検査で帰らなければならない頃になって、尻に火が着いたように夢中になって面白さも湧いてくる。
あ~時間がない残念と思うのは、いつだって土壇場になってから。
仕方ない、これで一応の格好はついたことにして、後ろ髪を引かれつつ1週間ほど留守にする。
難しいですよ、漏水個所を発見するのは、
ボクは「ビニール」です。
宮城県からのまこもを、水田(?)を作り栽培します・・・?
帰路をご安全に!
なに?もう着いた?うそでしょう?
漏水したからには、その部分をどうにかするということは初めから考えにありません。
裏山から水を引くか、直ぐ側にある井戸から汲み上げて竹樋のような感じで落とすか、どちらかです。
この辺りの人は漏水よりも、排水はどうするということを心配するようです。
排水は画像の先、右方に溝を切ってあります。
そうして下の大きい池跡からは、小川が道路側溝に流れるようになっています。
ただいま恵那峡S.A.です。
あと160km余りですが、ゆっくり帰ります。