雪融けは山菜採りの春到来ということで、田舎にやってきた途端に、山菜料理が集まってくる。
ふきのとうの天ぷら、ふきのとう味噌、ふきのとうの甘酢和え、ウドの胡麻和え、木の芽(アケビの新芽)、薹立ち菜(莟菜)がやってきた。
身の回りに生えたり生やしたものに腕を振るって付加価値を付け、持ってきてくれるのはありがたいばかり。
そうやってベジタリアンかヴィーガンかというような食事を摂ってばかりいると、身体が肉を欲しがる。
そうして、厚いステーキをレストランに食べに行く、てなことにはならない訳で、自分でハンバーグを作った。
小さな発泡スチロール皿に載っている合挽き肉は割高感があったので、倍ほどの483円の皿にしたら、ハンバーグが3個できた。
見た目は悪くて美味しくなさそうだが、タマネギ、パン粉、卵、塩コショーをちゃんと入れたから作りたては十分に旨い。
貰い置きおかずがいろいろあるので、ハンバーグは一個しか食べられなくて、残り二つは冷蔵庫へ。
冷えたハンバーグをどうやって温めたらおいしくなるか、赤ワインを掛けたらどうかと、このごろ話題のChatGPTを使ってみた。
登録をするのに戸惑ったけれど、アプリを入れるのではなく、ネットでのチャット形式なのだと分かった。
『冷えたハンバーグを赤ワインを使って温める』と入れたら、応えてきたのが下の文章。
やさしい文章が目で追うのにちょうど良い速さで作られて行くのを読むのは楽しい。
『冷たくなったハンバーグに赤ワインを掛けて温めると、赤ワインの風味がハンバーグに染み込んで、味わいが深まるかもしれませんが、一般的にはおすすめできません。
赤ワインは料理によく合う飲み物ですが、温めると風味やアルコール度数が変化して、本来の味わいが損なわれることがあります。また、温めた赤ワインを掛けると、赤ワインの成分が変質して、風味や品質が劣化する可能性があります。
そのため、ハンバーグを温める場合は、オーブンや電子レンジ、フライパンなどで加熱し、適切な温度になったら、赤ワインを別に用意して飲むなど、別々に楽しむことをおすすめします。』
別の言い方の入力をしたら、フライパンで片面1分ずつ温めてから赤ワインを掛けて、アルコール分を完全に飛ばしたら出来上がり、というような内容もでてきた。
しばらくChatGPTは、レシピ検索で遊ぼうと思う。
2枚目と3枚目は、只今うちで咲いている木瓜(ボケ)と桜。