健康診断会場のコミュニティ施設に大きな水族館級水槽があり、川魚が飼われていました。
自然に近い環境を維持するためか、それともあまり手を掛けていないのか、水はかなり濁って水垢や苔も生えています。
滝があり流れも出来ているので、濾過フィルターのない循環だけの装置かも知れません。
底には砂があり石があり、ふと気づくとウグイのカップルがぷるぷる震えて産卵放精をしていました。
iphoneを取り出すのを思いつかずに、ただ見入ってしまいました。
そして産卵放精のあとで後ろからやってきたのが画像のニゴイです。
関西にいるのはコウライニゴイ(高麗似鯉)だそうで、こいつが砂を吸い込んでは吐き出しているのです。
私の散歩コースの山科川にもコイと一緒にたくさんいますのでなじみの姿です。
受精したかしないかの卵を食っているのです。
ほとんどを食い尽くしてからゆっくり浮上したニゴイは、私の前に来てポーズを決めたのでした。
雑食だそうですが、どれだけの命を食ってきたのやら・・
我が身をふりかえれば、何の卵でも好きだしシラスも大好きだしヒトのことは言えません。