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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ほぼ冬だけれど冬の女王

2023年12月08日 09時19分55秒 | 


この頃の朝は居間が冷えているので、キイロスズメバチの女王が動けなくなっていて、もしかしたら死んだか、という状態がいつものこと。
それでも石油ストーブで室内が温まるにつれて動き出し、ネスカフェ瓶の中であがきまわる。
先日、こたつ板の上でじっとしている大きなハエを見つけたので、同居させたらどうなるかとやってみた。
ハチが瓶の底に向かっているのを見計らい、蓋をそっと開けて、ハエをすくい上げつつ閉めるというシミュレーションをして一瞬の早業を成功させた。
同居させる寸前には、蜂蜜を付けた綿棒を入れていたので、2匹は一緒に綿棒に止まっていたりして何の問題もなかった。
ところが、同居二日目の朝にハエは無残に千切られてしまっていて、やはりそうなるか、という感じ。
その後の数日でハエだったとは分からないほどの黒胡麻状態にしてしまったのは、本能的なものか、それともストレスからか。
とにかく、正面からの獰猛な面構えと花切狭のような口を観れば、当たり前の結果だ。
この女王を私はどれくらい長生きさせることができるか、蜜をやりながら観察する。
3辺1mずつ程の金網飼育装置でも作り、もしも巣作りを始めたら、外に向けた開放部を開けるといった仕様で飼うことはできないか。
飼えば飼うで、うまくいったら私のニホンミツバチの敵になるわけなので、研究のマネごともしたくもあるが悩ましい。
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越冬のために機を逃さず・・・その4

2023年12月02日 07時56分56秒 | 




この蜘蛛は今までいつも何となく見過ごしてきたのか目新しかった。
iPhoneは、Magnolia Green Jumperと教えてくれるのだが、直訳すれば『木蓮の緑色跳躍者』みたいなことになる。
それで、【同じタイプのWebイメージ】から選んで調べるけれど分からず、結局『黄緑色の蜘蛛』で検索してワカバグモ(若葉蜘蛛)と推定。
にしても見られるのは4ー10月とあるので、これを撮ったのが1週間前の家の中というのは、不自然な状態ではある。
『老熟幼体で越冬する』などとあったけれど、この黄緑色一色の姿が老熟した幼体なのだろうと思われる。
もう異常気象に異常事態は当たり前のことになったので、こいつもヒトの家に入ってきて楽々と越冬しようというのだろうと思うことにした。
テーブルの上でちょろちょろしていたのだけれど、来年には成体に脱皮した姿で会えるかどうか、なにがどうなるか何事につけ最近は先を見通せない。
2枚目画像は、2度目の降雪で積もった昨日の朝の状態で、積雪はわが家の庭で15cmだった。
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越冬のために機を逃さず・・・その3

2023年12月01日 08時24分08秒 | 


3日前の風の強い日に家の裏手を歩いていたら、白い紙切れが落ちているように見えたので拾い上げたら、蝶だった。
何かしらの葉の裏にでも身を隠していたのだろうけれど、風に吹き飛ばされて、着地したものの風が強くて羽を立てることもできなかったようだ。
つまみ上げても私の指に止まって逃げることをしないので、左手で風を防ぎ、玄関に入ったところで、私の靴箱上の飾りをバックに撮った。
立てた羽裏が銀色なのでウラギンという言葉は調べるまでもなく頭に浮かんだけれどタテハチョウの仲間にも見えた、が、小さすぎる。
【調べる:虫】で見ると、やはりウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)で、タテハに見えたのは羽が破れてしまったからのようだ。
『越冬のために機を逃さず』ではなく、越冬のための場所から吹き飛ばされてしまったわけで、こうなれば我が家の玄関で冬越ししてもらう。
我が家は玄関の外側障子を開けっ放しにすることが多いので、いろんな昆虫が入り込んで欄間ガラスあたりをたむろする。
玄関に続いている周り廊下には隙間がいくらでもあり、小さい昆虫たちは出入り自由だ。
このウラギンは偶然私に拾われたことで命拾いのはず。
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越冬のために機を逃さず・・・その2

2023年11月30日 09時24分09秒 | 




一匹だけアシナガバチの仲間かと思う蜂が来ていて、これもニホンミツバチの巣屑に残った蜜に夢中。
撮ってよく観ると全体が黄色っぽいのでキアシナガバチ(黄脚長蜂)かと思った。
ところが、キアシナガバチにしては大き過ぎで、なんだか脚が短い感じで、【調べる:虫】をタップするとHornetとでてくる。
Hornetはスズメバチだから【同じタイプのWebイメージ】の中でこれと思われるのを選択してみると、ケブカスズメバチ(毛深雀蜂)とある。
ケブカスズメバチというのを知らなかったけれど、今年も私のミツバチをさらいに来たのを何十匹も退治したキイロスズメバチのことだった。
それにしては大き過ぎなので、もしかしたら越冬する女王蜂自らが食餌に来たのかもしれない。
それなら撮るだけにしたのは惜しかった、と思っていたら、次の日に玄関内に入れておいた巣屑に、どこから潜り込んだか一匹で食餌していた。
近づいたら直ぐに飛び立ったけれど、玄関障子のガラスに阻まれて外までいけない状態になったので、コーヒーの空き瓶で捕まえた。
もし女王なら、来年の襲撃がいくらか少なくてすむか、そんなことはないだろうけれど、このま飼ってみたい。
今まで、越冬中あるいは越冬後のキイロスズメバチ、ヒメスズメバチ、オオスズメバチのそれぞれの女王蜂を飼ったことがある。
ペットボトルを横にして飼い、蜂蜜を与え続けると何ヶ月も生きるけれど、巣を作ったりできるわけもないので観察するだけしかできない。
コーヒーの空き瓶のフタには空気穴を開けたので、すぐ死ぬことはない。
大きいペットボトルに入れ替えて、蜂蜜を垂らし入れておけば、私の居ない冬も家の中なのだから春まで生き続けるだろう。
観ればみるほどにHornetの面構えであり、黄色さ大きさからキイロスズメバチの女王に違いないと思えば、小さな満足感が沸き起こる。

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越冬のために機を逃さず・・・その1

2023年11月29日 10時00分00秒 | 


採蜜をした後の始末をやらないままだったのを片付けたり洗ったりするために店開きしていたら虫が寄ってくる。
巣箱の天井スノコの巣の欠片は、こそげ取って集めておいて煮詰めて蜜蝋を精製するために大事に集めておく。
巣のカスにわずかに付着している蜜でも花の蜜が濃縮されたものだから、強い匂いを発散しているに違いない。
ニホンミツバチも元は自分の巣だったかも知れない働き蜂がたくさんやってきて、けんかもところどころで起きるほどの大盛況。
その中にころんとした体型の腰にベルトを巻いたようなヤツが何匹かいた。
見たところ、マルハナバチの仲間のようだったので、そのように検索しても、それらしいのが見つからない。
ところがスマホの画像を少し上にずらすだけで、【調べる:虫】とでてくるから、それをタップすると、Phitomia zonataときた。
ラテン語なのかどうか、とにかく分からないので、その下に示された小さな画像から探して、見つけたのがオオハナアブ(大花虻)。
腰のくびれのないころころした体型からハナバチに違いないと思っていたら、アブであったか。
黒の全身タイツに金色の帯をして透明マントを着けているといった、裸の王様コスプレのようだ。
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穴だらけの大根の葉裏に隠れた初冬の蟷螂

2023年11月15日 09時02分09秒 | 


よその家の畑では大根がちゃんと育っているのに、うちのは全くダメだなぁと観ていたら、コカマキリ(小蟷螂)がいた。
きききぃと鳴くモズ(百舌)がやってきているのだから、ちゃんと隠れてなきゃ餌食になるのは明らか。
そうでなくてもしぐれ模様でいつ霙(みぞれ)か霰(あられ)が降ってくるか分からないのだから、風前の灯火状態ではある。
指先でちょんちょんとからかいたいところだけれど昨日は撮るにとどめた。
インパクトもなくネタにはしにくいところを、長いタイトルにすることで『おや?』と思っていただこうと考えた。
昨日はテザリングが全然繋がらず、思い余って情報館まで走り、無料Wi-Fiを利用してどうしても必要な通信をこなした。
せっかく10kmの遠出をしたのだから、栄養補給をと回転寿司に行って食べ、少し溜まっていたペイペイポイントと50円割引券を利用して支払った。
得した感を胸に帰宅してパソコンを再起動させたりログアウトしたりスマホも電源オフオンを繰り返したら繋がり、今朝は一発でテザリング成功。
いろいろネットサーフィンしたいところだけれど、久々の好天なのでやるべき外仕事が山積だ。
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冬の蚊

2023年11月11日 08時37分37秒 | 


この期に及んで、まだ蚊が飛ぶのをたまに見る。
蚊は成虫で冬越しするのなら、人家のどこかしらの隙間なんぞが最適場所になるのだろう。
つい三日ほど前は、外での作業時に蚊取り線香を腰にぶら下げておかないと蚊に寄られて困るほどの陽気だった。
蚊はしっかり手のひらで叩いたつもりでも、ちょうど指の隙間にはまり込むこともあり、手を開くとぷーんと逃げていったりする。
飛んでいるなと見ていたら、なぜか居間のテーブルの上に止まったので、やんわりと叩いたら、これも手の隙間にはまり込んだのか生きていた。
後ろ脚が変になる以外にもかなりのダメージがあったからか飛べないので、紙に乗せてじっくり撮った。
羽に模様があるのが分かり、ハマダラカ(羽斑蚊、翅斑蚊)という名が浮かんだけれど、ネットに載っているそれの模様とは違うようだ。
それでも、ハマダラカだけで日本に10種類ほどいるという記述があったので、その仲間であることは間違いなさそうだ。
マラリヤを媒介するタチの悪いのがこいつか、こいつの仲間蚊。
昔、腕に止まった蚊を観察する人がいたのを思いだした。
蚊は後ろ脚を後方に水平に上げると血を吸い始めるとか、吸ってる時に筋肉に力を入れると針が抜けなくなるなどと言うのだった。
痛くないかと聞けば、痛いよと言いながらも十分に血を吸わせてからぱちんと潰すのが好きらしくて、常人には考えられない趣味の人だった。
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来年に繋ぐカブトムシは2匹

2023年10月12日 16時53分53秒 | 


今年7/18に【マイ・ペットなど】という記事へ『雌6匹に雄1匹というハーレム状態は、今秋、何匹の幼虫を見ることになるのか、恐ろしい気がする。』と書いた。
ところが実際は、昨日飼育箱をぶちまけて調べたところ、2匹の幼虫しかいなかった。
暑い夏が繁殖を妨げたのか、近親交配による繁殖力減退なのか・・・この2匹はきょうだいか、母違いのきょうだいということになる。
こうなると、ぜひとも新しい血を入れるべきで、田舎に戻ったら幼虫探しをしてみたいと思う。
それにしても、この大きさは、いつ蛹化してもよさそうなのに、なぜか無駄喰らいをしばらくやって、ペレットみたいな真黒の糞を作り続ける。
昨日はホームセンターのペット用品コーナーで昆虫マット1kg1,738円を買ってきた。
こんなものを買わなくたって、田舎からコナラやクヌギの落ち葉が溜まっている場所の腐葉土を持ってきたら良いのにと反省した。



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分かりにくい虫たち

2023年09月29日 09時53分53秒 | 








マツムシ(松虫)なのかスズムシ(鈴虫)の仲間なのか、検索してもよく分からない虫が部屋の中を歩いている。
コオロギ(蟋蟀)の大きいのも小さいのも家の中によく入っていて放任しているので、家の中でもいろんな虫が鳴く。
後ろ脚が長いのに、跳躍力はなさそうで、飛ぶこともできなさそうで、ただまっすぐに走るけれど、あまり速くはない。
翅は音を出すための道具として残っているような感じ。

2枚目の幼虫は、イモムシのくせに見た目に綺麗さがなくて、模様から豚の顔のようにも見える不細工芋虫も名が分からない。

3枚目の幼虫は、一昨日、もう生らなくなったミニトマトの枝にくっついていたものを、地面に落として撮った。
芋虫の最大級で、これから蛹になろうというところだろう。
こんな鮮やかな黄色は初めて見るような気がして、キイロスズメ(黄色天蛾?)という名が浮かんだけれど、検索すると、それではなさそう。
クロメンガタスズメ(黒面形天蛾)の幼虫の色は個体それぞれで違っているらしくて、こいつは黄色タイプということか。
尻尾のような尾角がくるりとなっているのがクロメンガタスズメの幼虫の特徴とのことだから、これはそれで決定か。

4枚目画像のメタリックなムカデ(百足)のようなヤスデ(馬陸)のような虫は、見当がつかず、全く調べられなかった。
7月下旬のジャガイモ掘り中に見つけた虫で、どうしても名前が分からずに、ずっとデスクトップの片隅に画像が残り続けている。

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小さすぎて調べられない虫

2023年09月22日 07時30分00秒 | 






備忘録に使っているKOKUYOのCampusノートに句点ほどの虫がいて、コガネムシの地味目極小サイズ。
ノートの罫線を測ってみると7mm幅で、この虫は5分の1強ほどだから、およそ体長1.5mmほどとなる。
ネットに載っている甲虫図鑑を観ても、どうもよく分からないのは、見た目に特徴が無さすぎで小さすぎだからか。
スマホで撮っていたら、向きを変え翅を広げて飛び立っていった。

白菜と大根の種から育っている苗がかなり悲惨に喰われていて、よく観るとメタリックに光る極小甲虫がたかっていた。
潰してしまいたいけれど、瑠璃色に光る全体が綺麗で、ためらいつつも掴もうとするとぽろりと地面に落ちる。
飛べないのかどうか、地面に落ちて土のくぼみに紛れてしまう。
こっちは害虫として調べはついていて、ダイコンハムシ(大根葉虫)らしく、体長4mmというのがちょっと盛りすぎのような気もする。
小さい虫だなぁと気分的に2〜3mmの感じだったけれど、ダイコンハムシに違いない。
今まで観たことはなかったから、今夏の異常高温からの異常大発生で小振りなのかもしれない。
農薬を使わないと決めているので、もしかしたら今秋の葉物は散々な結果になりそうだが、どうなることやら。
退治には米酢がどうとか唐辛子がどうとかの記述もあるので試してみるべしだ。
今しがた観にいくと、ヒトの大根の上で、雨にもめげず交尾しているのもいて困ったものだ。
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虫気

2023年09月16日 07時40分40秒 | 






8月13日に『昼顔も撮ってやらないと』という記事を書いて、昼顔にいたフタモンカタコハナバチ(二紋肩小花蜂)のことを書いた。
つい先日も雨が少し降った翌朝に、久々ぱっと昼顔が咲いていて、見てみると、8/13と同じようにフタモンカタコハナバチがいた。
昼顔の受粉はこの蜂だけを頼りにしているのか、と観ていたら、オオマルハナバチ(大丸花蜂)がやってきて潜り込んだ。
「ドラえもん」のジャイアンのような奴だなぁと観ていたら、意外にも『あ、先客が居たのね』という感じでそそくさと飛び立った。
カボチャの花では、ニホンミツバチ(日本蜜蜂)が入っていても意に介さず蕊の回りをぐるぐる回り始めて追いだすシーンを観たことがある。
今朝も昼顔が咲いて、フタモンカタコハナバチがいたけれど、ホソヒラタアブ(細平田虻)もいた。
昼顔は意外にも人気というのか、虫気というのか、モテモテだ。

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オオカマキリ(大蟷螂)の雌と雄

2023年09月14日 08時00分30秒 | 






先日、オオカマキリとチョウセンカマキリの違いを知ってから、大きいカマキリを見つけたら、下翅の色を確認しないではいられない。
昨日、畑で見つけたのは、腹が大きかったからハラビロカマキリ(腹広蟷螂?)かと思ったが、調べてみるとオオカマキリの雌と判明。
下翅の色を確認しただけで満足して放してしまったが、うちの室内飼いオオカマキリの雄に、持ち帰ってやったら良かったかもしれない。
うちのオオカマキリは、ときどき部屋の中を飛び回り、私のパソコンに乗ったりして、こちらを気にする素振りはなく、気ままにしている。
ここまで昨夜書いておいての今朝、また雌のオオカマキリを家の横で見つけたので、捕まえて家の中に放した。
こいつは鎌を私の指に突き立てるので、かなり痛くて振り払ったら板戸にぶちあたり、それでもスマホを構えたら気丈にこちらを威嚇する。
交尾のシーンが屋内で見られるか、産卵はどうか、来年に子カマキリがわらわら部屋中に現れたら、それはそれで愉快かも。
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屋内飼いのカマキリ(蟷螂)

2023年09月10日 06時52分06秒 | 






隙間風があちこちから入る家なので、コオロギ(蟋蟀)は家の中によく見るけれど、カマキリが入るほどの隙間はないはず。
玄関を開けっ放しにすることもあり、飛ぶことのできるカマキリだから、隙を突いて入り込んだのだろう。
カーテンにつかまっていたり、障子に張り付いていたりして、ついには飛んできて私の腕に止まった。
それならと、何の苦もなく捕まえて、オオカマキリ(大蟷螂)なのかチョウセンカマキリ(朝鮮蟷螂)なのかを調べてみた。
後翅が黒褐色ならオオカマキリで、透明ならチョウセンカマキリということなので、つかんだら広げてくれた後翅で一目瞭然。
尻の先に産卵管がないから、これはオスで計ってみたら8cm余り。
邪魔になる存在ではないので飼うともなく飼っているようなことになり、蛾でも捕まえてくれたら好都合だ。
昨夜は体を曲げた妙な格好をしているので、観たら動き回っているうちに脚に着いたに違いないクモの糸を振り払うのではなく喰っていた。
成分はタンパク質だというから、喰えないことはないわけか。
食べた人がいるのかどうか検索したら、ねばねばして甘いというようなことが書いてあったが、冗談かガセネタだろうと思われる。
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コスズメ(小雀)など

2023年09月06日 08時27分27秒 | 






昨日は玄関戸にこれがずっと止まっていて、何度も出入りを繰り返しているのにとどまって動かない。
観た瞬間に、一昨日のブログに超特急車両型芋虫と書いたセスジスズメ(背筋雀)の成虫ではないかと奇遇を喜んだ。
ところが、なんだか小振りな気がするし、検索をすると、背筋模様がくっきりしていないのと小さいことと腹が橙色であることからコスズメと分かった。
こちらの幼虫の食性は里芋ではなく、ヤブガラシ(藪枯)やノブドウ(野葡萄)などで、幼虫はセスジスズメほど派手ではない。
翅が傷んでいるということは、かなり飛び回って交尾も済んで用済み成体ということだろうか。
アゲハチョウ(揚羽蝶)なんかと比べたら、高速飛行が可能な翅はむしろ野暮ったくて、身体はずんぐりと流線型で目はどこを見ているのか。
じっとしているところは、いじけているような、こもったような哀れさがある。
一昨日、花壇に水遣りしていた時、百日草にきて吸蜜しているのを撮ろうとしたら一瞬で逃げ去ったのはこの個体かも知れない。

水槽のどこかしらにいるアマガエル(雨蛙)は、産卵にやってくるカ(蚊)を狙っているのだろう。
水がアオコの色に染まっているからか、それなりに動いたりするからか、背中の保護色が状況に追いついていないようだ。
尖った板はニホンミツバチ(日本蜜蜂)が吸水時に溺れないよう浮かべているもので、増える浮草も乗っている。
木を浮かべてやっても我がミツバチはときどき溺れ死んでいて、それは単に力尽きた寿命なのかも知れないけれど哀れ。
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蛾と蝶

2023年08月30日 08時19分08秒 | 




脚の赤と翅の白には見覚えがあるので、調べてシロヒトリ(白燈蛾)と確認してから自分のブログ内検索をしたが取り上げていなかった。
印象に残る配色なので、何らかの画像でしか観てなくても記憶に残っていたのか。
シロヒトリと聞けば、街路樹に大発生してひどい状況にしてしまうアメリカシロヒトリを思うけれど、害虫の方は脚も真っ白なので区別できるそうだ。
燈火に飛び込んで火を消してしまうことがあるということで『火を取る』という意味のヒトリ蛾科なのだそうで、歌舞伎役者の隈取りのようだ。
キアゲハ(黄揚羽)がこの頃、目立って多くなってきたように感じるけれど、黒系のアゲハもよく見るし、何しろアゲハの季節だ。
この一匹(一頭か)は、うちのあまり綺麗とは言えない百日草にかなり夢中の様子で、スマホでも撮れるかも知れない感じがあった。
翅を広げてポーズをするナミアゲハ(並揚羽)とは違い、いつもぱたぱたと落ち着きがないけれど、なんとか撮れた2枚のうちのマシな方。
蝶や鳥を撮ろうと思ったら、まずもってそこそこのカメラと望遠レンズが必要なはずだが、スマホでも撮れる画像のブログということで続けたい。
シロヒトリの画像は下向きだったのを90度回転させた画像です。
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