智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

太公望の妻の夢は・・・

2013年12月15日 | 語学講座
我が家の太公望殿の夢は、全国津々浦々、釣りをして回ることです。

「私は、一緒について行って、温泉でのんびり~して、あきちゃんを待っているね~」

夫はニコニコしています・・・


「あと~やっぱり、世界の名園を見て回りたいな~、あきちゃん連れて・・・」

「それじゃ、ツアーか?」

「ううん、ツアーじゃ、まともに庭園は見られないから、

オプションか、自力で手配するか・・・だから、語学を勉強しているんだ~。」


「英語ができれば 十分だろ?」

「ううん、ドイツでも、庭園があるようなところでは、英語はかなり不便だったよ」

「イギリスの庭園も、見て回りたいけど・・・

実は、ドイツ、イタリア、スペインにも、名園は各地にあって、

一般的なツアーは、写真とって、はい次へ、となって、ゆっくり見られないから、

じっくり見たいんだ・・・」

「そうか・・・お互いに、人生の折り返し地点・・・

落ち着いてきて、夢が見れる余裕ができたんだな・・・」と考え深げに頷く夫。


母と訪れたドイツでは、ミュンヘン郊外のお城と庭園を散策しました。

宿から朝一番、タクシーで乗り付け、入場の受付済ませたら、日本人の団体さんが到着。

城内の案内を、日本語ガイドの後ろで、一緒に聞きましたが、

団体さんご一行は、その後、さっさとご退場。

私と母は城に残り、場内をもう一度ゆっくり鑑賞し、その後、庭園を散策しました。

その庭園はロココ様式の名勝で、ドイツの国宝指定された「あずま屋」も見所で、

是非、訪れたい場所でした。


歩いた後、お昼は、お城の「オランジェリー」内のレストラン。

オランジェリーとは、寒いヨーロッパでは、南国原産のみかんを育てるのがステイタス、

王侯貴族が富の象徴として、ガラス張りの温室を城に併設しました。

雰囲気のある素敵なレストランで、団体観光客はいません。


旧東ドイツのドレスデンなどにも、名園はあります。

ドイツに また 来たい・・・と旅の余韻が残りました。

やはり、英語だけでは心元無く、現地の言語もサバイバル程度は必要です。

最近の語学熱で、忘れていた 夢が再燃。

テレビ講座を一通り学んだら、

次は、近所の獨協大学の市民向けドイツ語講座に通い、

いざ!ドイツ旅行!!!

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