智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

太公望、夢を語る

2013年12月14日 | 釣り吉さん
さて、前回船酔いで、釣りどころでなかった、我が家の太公望 あきちゃん。

先日、二人で外食しましたら、その席で、

「60歳になったら、釣り三昧の日々を送りたい・・・」

と遠い憧れの表情を浮かべて、

「千葉に海の家を建てて、いや、マンションの方がいいか・・・」

「あきちゃん、1件、マンション買ったお金で、全国津々浦々 釣り出来るよ~」

「そうか~それがいいな~・・・」そして一人、夢心地で語る・・・

「ここまで、はまるとは思わなかったよ~」

「ゴルフは、なんか、合わなかったなあ~」

「海が いいのかも・・・」

「あきちゃん、若い頃、スキューバ・ダイビングしていたよね・・」

「ああ、あれも よかった。海が 好きなのかな。船が 好きなのかも。」

「釣れなくても、楽しいんだ。ぼーっと、何もかも 忘れられる・・・」

「正月明け、仕事始まで、毎日釣りしていようかな~・・・」

「あきちゃん、私は、その間どうしているの?」

「えっ・・オマエのことまで、考えていなかった・・・

ヒラメのリベンジしか考えられなくて・・・」

「いい女がいて、追っかけて、モノにできなくて、袖にされた感じ・・・・分かるかな・・・」

そんなことが、実際にあってはならないので、

「私は 温泉宿で あきちゃんの帰りを待つよ。」


「そうだな、全国津々浦々、温泉宿に泊まりながら、釣りするか~・・・」

「私は、その地の旧所・名跡や庭園を見たいな」

「いいじゃないか・・・・」

ポワーンと ほろ酔いの 我が君でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。