ジッタン・メモ

ジッタンは子供や孫からの呼び名。
雑読本の読後感、生活の雑感、昭和家庭史などを織り交ぜて、ぼちぼちと書いて見たい。

【平成23年 弥生の七五】 東日本大地震 3月12日

2011年03月17日 | 2011 暮らし雑感
● 中越や長野北にも震度6
払暁、飛び起きる。揺れ。テレビを見る
「12日午前3時59分頃、信越地方を震源とする地震があり、長野県北部で震度6強、新潟県中越地方で震度6弱を観測した」とのこと。
まるで大震災が各地に飛火しているような感じで、不気味。



5:25
原発1号機内圧高まるとの報道
茨城東海村方面の海辺 押し流されてきた自動車の山となった映像 
幸手市の江戸川堤損傷の映像 亀裂が深いのに驚く



● 前線に出向かず本陣で指揮を執れ
菅首相は12日午前6時14分、首相官邸からヘリコプターに乗り、被害状況の確認のため現地の視察に向かった。まず福島第1原子力発電所に向かい、地上に降りて状況を視察する予定のニュース。
この報道には驚いた。
風林火山をひくまでもなく、戦時の指揮官は本陣から離れないことが大鉄則だ。
東工大卒、原子力に詳しいなどの首相の自負があるからといって一国の宰相が原発事故対応の戦場に出向くというのはどうか。
震災後の復興プラン 被災者救援への物流確保、長期停電対応の生産体制、交通インフラの確保など首相の課題は山積だ。
山は動かないことだ。
首相に必要な資質とは、なんだろう。
先見性、想像力はもとよりだが対応総合組織を作りあげ責任を分担させるパワーだ。
非常時というより原発、余震、停電、経済、生産への戦争戦時の体制作りなのだ。

町役場の担当部署に電話。
江戸川幸手堤防の損傷の件
この管轄は幸手市、国交省で対応してるので状況よくつかんでないとのこと。テレビ映像も見ていないという。ここにも危機管理意識がない。

近所の人と車で現地へ。既に立ち入り禁止区域となっていたが、場所の確認はできた。江戸川の両側、関宿から幸手方面の民家の屋根瓦がところどころかなりの損傷をうけていることを確認。停電で信号がついてない。

PM2:30
島根県浜田の親類から見舞い電話。
新潟のあんこうさんから電話。彼は新人記者時代に仙台空港、岩沼などを取材範囲とし 白石通信部にいた。岩沼の知人、友人とほとんど連絡がとれない由。

● バスツアー 一行石巻で消え
岩槻の親友の奥さんから電話。震災の日の11日、親友のMは県民生きがい大学のメンバー28人でバスツアー、宮城石巻へ旅行中と判明。
サンファンパークで被災、上のお寺へ避難という電話が添乗員から小旅行社に入ったきりであとの連絡がとれていないとのこと。寺名も不明。
ネットでこの寺と思われるところを調べ、私も電話してみたが不通。不安募る。
pm4:00
第一原発から爆発音と白煙 怪我人4人の報道


● 官房長 信頼できる語り口
原発1号機の爆発について枝野官房長官が説明。
 このたびの爆発は、格納容器内のものではなく、従って放射性物質が大量に漏れ出すものではないとのこと。
メディアの質問をさえぎることなく、丁寧に誠実に語り、信頼感が残る。






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