小栗上野介にまつわる埋蔵金伝説が生まれた背景とは何だろうか。
小栗が横須賀造船所を建立したからこそ日露戦争に勝てたと、東郷平八郎が小栗遺族宅を訪ね感謝のことばを残した話しを聞いたことがある。 . . . 本文を読む
【先を読む頭脳 羽生善治】伊藤毅志 松原仁 新潮社
勝負師・升田幸三は昭和32年、将棋史上初の三冠(名人・王将・九段)を成し遂げた時「たどり来て、未だ山麓」と実に、かっこいいことばを残した。 . . . 本文を読む
【関東平野の隠れキリシタン】川島 恂二 さきたま出版会
図書館や本屋の書棚で、まるで手招きをしているようにして呼び寄せている本と、読みたくなって捜し求めてたい本とがある。今回の場合は後者のケースといえる。 . . . 本文を読む
【ネット VS リアルの衝突】誰がウエブ2・0を制するのか 佐々木 俊尚 文春文庫
冷戦が終わるまで、おもしろ映画のテーマには国と国とのスリリング防諜戦があった。ボンドの007シリーズは、その典型であのBGMと共に存分に楽しめた。
だが冷戦が終了した現在の時代はスパイ事件を防ぐだけが、「防諜」ではなくなったようだ。
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【快楽なくして何が人生】団 鬼六 幻冬舎文庫
75歳で透析を拒否しつつ書き上げた鬼六半生記。酒場のマスター、演劇ディレクター、テレビ洋画制作、ポルノ映画監督、SM雑誌出版、将棋雑誌出版とあらゆることを手がけたが決して宮仕えのサラリーマンにはならなかった男の半生記。 . . . 本文を読む
【退歩的文化人のススメ】嵐山 光三郎 新潮社
「進歩的文化人」とは?。
朝日、岩波系の雑誌などによく登場し、戦後民主主義と護憲を標榜した文化人ということになるだろうか。
今回の「退歩的」文化人となると誰で、何を標榜するのだろうか思った。 . . . 本文を読む
【日本人を元気にする ホンモノの日本語】
大岡 信 金田一 秀穂 ベスト選書
読者の私は、ひとまわり上の世代に大岡さんがいて、ひとまわり下の世代に金田一さんがいるという年格好になる。
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