今日は暖かかったですね～
散歩の足取りも軽くなります 
一昨日は祖母の7回忌でした。
春の陽だまりのような穏やかな人でした。
この頃 親族が集まると言えば
いつもカラスの群れのように黒い服…
それでも 法要を終えて 会食のために
上野広小路に出ると やはり懐かしいです。
ここは目をつぶっても歩けるくらい熟知している
本当の私の故郷です。
都心が故郷っていうのもピンとこないかもしれないけど
3代目の江戸っ子となると そんなものです。
変わらないな… 上野は。
ここに来ると ホッとするとともに
育った家がもうないことを寂しく思います…
会食は 弥生の今半会席
食前酒の美味しい梅酒のあとは
前菜 グリーンピース浸し、 穴子桜蒸し、 桜長芋甘酢漬け、
夜桜昆布、 串打ち（カボチャ・つぶ貝・人参・真砂子豆腐）
お椀 鮎並葛打ち （映像なし… 撮る前に がっついた
）
お造り 平政・鯛 こごみ（懐かしかった）
炊き合わせ 新筍含煮（タラの芽オランダ煮、桜麩）
酢の物 春キャベツ千段重ね（桜海老、菜の花、木の芽酢ゼリー）
油皿 牛ロース ミニ網焼き （マッシュポテト、ブロッコリー、芥子）
食事 筍炊き込み御飯、 止椀、 香の物
デザート 抹茶羊羹、 苺、 小倉、 桜ミルクあん掛け
美味しく完食いたしました 
祖母が亡くなったとき 東京は八重桜が満開でした。
ちまたでは 森山直太郎の「さくら」が流れていました。
直太郎を聴くと 必ず祖母を思い出します。
今年 この時期 聴いているのは「花」です。
もしも あなたが雨に濡れ
言い訳さえもできないほどに
何かに深く傷ついたなら
せめて私は手を結び
風に綻ぶ花になりたい
花のように 花のように
ただそこに咲くだけで美しくあれ
人はみな 人はみな
大地を強く踏みしめて
それぞれの花 心に宿す…