ぼち吉鉄道

Nゲージ好きな小生の改造・整備の忘備録。
仕事が変わり…時間が無い。

ポイント回路の設計 その2

2015-07-09 | 鉄道模型 機関車
出勤時、EF66の牽引する貨物とすれ違います。
大抵100番台なのですが、3日に1回くらい昔の66が牽引します。
なんかホッとするというか…。
もうそんな先長くないでしょうねぇ。
こんな武骨な機関車はもう…、
世の中、効率重視の電車文化ですから。

さて、ポイントの話の前に…、修正が。
実際PECOを使用しておられるジュンパパ様から、「PECOは三線式だよー」と。
やってしまいました。
下図が正解です。

ちなみに、TOMIXの以前の三線式ポイントもこの論理で動きます。

さて、ポイントの配線する上でリレーを使いますがその中で重要な回路である、「インターロック」と「自己保持回路」について少し書きます。
リレーと書いていますが、小生の仕事柄リレーに使い分けがあります。
制御に使うリレーとパワーリレーつまり動力に使うリレーです。
パワーリレーでも足りないときは、電磁接触器を使いますが…今回はリレーのみで話しします。
昨日の回路のリレーは、用途で言うとパワーリレーと言えますね。
回路に電力を供給するからです。

これから説明します「インターロック」と「自己保持回路」は制御に使うリレーとなります。
その辺は同じリレーを使うとは言え、分けて考えてください。

まずは、「自己保持回路」です。
これは、入力(押しボタンスイッチをポチっと操作と考えてください。)があると、その状態をずっと保持する回路です。

上記では、1度入力があると電源の落とさないとリレーがずっと働き続けます。
そのため、OFF用の押し釦スイッチ(押したら切れるスイッチ)をつけます。

この回路は、しばらく出てきません。
こんな回路がある、という程度にとどめてください。

次に「インターロック」回路です。これはC接点と同じです。
AB両方の機能があるとも言い換えれます。
つまり、片側がONになれば、絶対に片側はOFFになる回路です。
でも接点数が足りなくなる事が多いので、下図のように3つとか組み合わせて接点を増やします。


さてこれらの基本回路が必要になるのは、今から説明する場合に必要なのです。
ポイントスイッチと、フィーダーは連動する必要は昨日で理解できたと思います。
下図のように片渡り線では、赤のように電気が流れるのが理想です。

でも渡った側が反対向きに走る線路の場合、現実問題ショートしてしまいます。

ギャップまたは、
そのためにインターロック回路で以下の制御が必要になるわけです。

そう、片渡りが開いたときは反対側のフィーダーを切る。そして、渡り側の電源を送る。
でも開いてないときは、切らない。
ややこしくなってきましたね。
では、具体的な配線を次回書いてみたいと思います。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村