ぼち吉鉄道

Nゲージ好きな小生の改造・整備の忘備録。
仕事が変わり…時間が無い。

ポイント回路の設計 その1

2015-07-08 | 電子工作
この手はweb上にたくさんありますね。
でも自分で作るには、またご相談に乗る限りは、設計をして実験をしてから制作してみたいと思います。
実は以前に、ポイント回路は自作しています。

これには、9回路入れています。
ポイント1基当たり、1000+1000=2000μFのコンデンサを使用しています。

配線が外れてますね(^^;
補修が必要です。

ではまず、ポイントの電気の流れを考えたいと思います。
下図が理想の流れと考えます。

赤の着色が電気の流れている部分です。
白の部分は流れていません。
この状態は完全選択式のTOMIXの考え方ですね。
kato及びPECOは、導通はしませんがプラスまたはマイナスの片側が二本の線路に流れます。
このテストは、がおう☆さんがこの記事で書いてくださっていますね。
(これが問題になる事は、別の機会に書きます。)

まずは、コンデンサを使ったポイント回路です。

コンデンサ容量は、tomixやkatoでは2000μF(マイクロファラッド)ほど必要です。
PECOは、1000μFで出来るらしいです。
足らなければ(動作しなければ)コンデンサ容量を増やします。
コンデンサは、並列につなぐと容量が増え駆動します。
直列接続だと、分数の計算になり減ります。同じ容量のコンデンサの場合、並列は2倍に、直列は1/2になります。
ここが抵抗と違うところです。
また、大容量のコンデンサ1つでもいいのですが、大きさがでかい…。
なら、小さくそこそこ安価な1000μを足し合わして使用した方のメリットを小生は選んでいます。

さて、ポイントは動くがフィーダーからの電源供給をどう切り替えるのか?
ここが味噌ですね。
tomixやkatoは、道床内に接点が内蔵されています。
PECOは外付けスイッチがあるのですね。
ちなみに…、tomixの接点悪すぎなんです。
小生の場合、1Vくらいの電圧降下が…。
1度磨いてもじきにダメになります。
ですから、内部接点に頼らずフィーダー回路をポイントスイッチに連動させたいと思います。
そのためには、下のリレーつまり補助継電器を使います。

これは秋月にある2回路C接点の接点及び回路図です。
これをポイントスイッチに連動させます。
このリレーとポイント両出口にギャップを設ける事により通電方向を完全に限定します。
それを考慮したのが下図の回路です。

この回路では、リレー回路とポイント回路の電源を分けています。
これは、PECOにも使用するためです。
今回のリレーは、12Vです。
そしてPECOは16V程度必要だそうです。
ま、秋月に15Vのアダプターがありますから、それで駆動できると思います。
でも、リレーは電圧オーバーになります。
ですから、2系統の電源必要となります。
でもweb上ではPECOでも低電圧版のポイントマシンがあるとか。
その辺は、調査が必要かもしれませんね。

基本回路は、以上です。
資料がまとまり次第、連動やインターロック回路に話を進めていきます。

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