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能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

二子玉川駅 ニコタマは東急電鉄の都市開発で最も成功した人工都市 ライズショッピングセンターと蔦屋家電

2017年01月13日 | まち歩き
二子玉川駅。
東急電鉄が社運をかけて再開発した街の起点となるターミナル駅です。
田園都市線と大井町線が交わるターミナル駅。
 

東急電鉄としては、ムサコ(武蔵小杉)やナカメ(中目黒)とともに、巨額な投資をしたエリアです。
まだまだ無機質な感じはしますが、ニコタマは東急電鉄の都市再開発で最も成功した人工都市だと思います。
 

その中核となるライズショッピングセンター
イノベーティブな蔦屋家電も出店しています。
楽天の本社移転も、大きな話題となりました。


ニコタマは、もともと大山街道が通る宿場町。
多摩川という自然を持ち、東京のテイストを併せ持つ、独特なポジショニングにあるエリアです。

日本初の「郊外百貨店」の玉川高島屋。
売上の坪単価は日本一と言われています・・・富裕層の住むエリアです。

いっぽう、ニコタマは、今でも、ちょっとクラシカルな商店街が面影を残しています。
今、還暦を迎える企業の幹部社員の人たちには、学生時代、ニコタマの安アパートに住んでいたという話をよく聞きます。
ニコタマ・・・イクオール ススキの生い茂る多摩川沿いだよね・・・という話で盛り上がります(笑)。
戦後のニコタマは、玉電が走り、東京郊外の遊園地があった場所。
猫ファンを集めたネコタマといったイベントはありましたが、東京23区の最西端として、情報発信機能のある街を築き上げました。


今では、東京の住みたい街のトップ10に入る街として、若者や中間層の支持を得ています。
未来の東京の縮図としての機能を有していると思います。
東京で、今もっとも脚光を浴びている街の一つという事が出来ると思います。

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自由が丘駅の歴史 まちづくりの起点となった東急電鉄の駅開設と自由と名付けたネーミングがエクセレント!

2017年01月12日 | まち歩き
自由が丘は、東急東横線と東急大井町線がクロスするターミナル駅。
目黒区、世田谷区にまたがるお洒落な街として、東京の住みたい街のベスト10に入る常連です。

 

自由が丘には、ブティック、カフェ、レストラン、雑貨屋さんなど若い女性に人気のあるショップが軒を連ね、フランス・巴里を強く意識したマリクレール通りをはじめとしたファッションストリートが形成されています。

この自由が丘。
昭和の初期までは、衾村(ふすまむら)と言われる農村だったそうです。
東京急行も、そばにあるお寺「九品仏(くほんぶつ)」を駅名にしていました。

 

この建物が改築されて、今の「自由が丘デパート」になったんでしょうね。
「モンブラン」の看板も見えます。

鉄道が通り、この地に私立学校の自由が丘学園が設立されました。
駅名も「衾駅」が予定されていましたが、住民の強い要望により「自由が丘駅」と命名されたそうです。
これが、その後の自由が丘の運命を決定的なものとしました。
フスマムラとジユウガオカでは、ずいぶんイメージが違いますよね。

 

自由が丘には、文化人や物書き、絵描き、芸能人が住み始め、サロンやカフェ的な「場」が出来始めました。
そして、ファッション、パリ、スイーツ、カルチャーなど若者や女性を惹き付ける街に進化していきます。
地元の商店街も様々なイベントやマーケティング的な取り組みを展開。
まちづくりの起点となった東急電鉄の駅施設と「自由」と名付けたネーミングが、街の発展に大きく貢献しました。

自由が丘が大きく変化したのは、やはり東京電鉄の都市開発。
東急ビルが建てられた昭和30年代の後半。
街のランドマークが建ち、ターミナル駅という地の利も機能して、商業の集積が始まりました。


 

駅前の自由の女神像「あをぞら」が出来たのが、昭和53年でした・・・
写真の三井銀行は、昨年、路地裏に移動・・・ピーコックの前に移転しました。
不二家の看板や、今でもある本屋さんが写っています。

学生時代に、自由が丘に住んでいたのですが、ひっくり返して「オカジュー」などと呼んでいました(笑)。
「ジョージ」「シモキタ」「ギロッポン」・・・爆。

モンブランというケーキも自由が丘生まれ。
今では、スイーツフォレストやフランス仕込みのパティシィエの経営する有名店も多々あります。
駅前広場も狭く、東急コーチも窮屈な運行をしています。


次の自由が丘が、どんなふうに進化していくのか・・・楽しみです。
自由・博愛・平等・・・自由が丘よ、永遠なれ!

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「Work hard,Enjoy Life!」が今年の目標 祝日の約4分の1がなくなる2017年です

2017年01月11日 | 日記・エッセイ・コラム
今日から、仕事パワー全開!
と言いたいところですが、成人の日を含む三連休のため、まだまだアイドリング状態です(笑)。
完全仕事モードに切り替わるには、あと一日かかりそうです(涙)。


今年は、4日間の祝日が、土曜日にかぶります
このため、完全週休2日制の人は、祝日の約4分の1がなくなることになります。
日本は、他国と比較しても祝日の日数が多いと言われているため、このくらいでちょうどいいのかもしれません。



東京タワーのそばで仕事。

今年の目標は、「Work hard,Enjoy Life!
政府をあげて働き方改革が進められていますが、時短というだけではなく、効率性、効果性、生産性も意識した仕事スタンスで仕事に取り組んでいこうと考えています。

世のため、人のために、良い仕事をしたいものです。

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広島の街 緑と川と電車の街 昨今は、高層ビルが林立 オリジナリティ溢れる街に進化してもらいたいなあ

2017年01月10日 | 旅行
広島の街。
緑と川と電車の街・・・。
なかなか、良い感じで都市の成熟化が進んでいます。




国の新幹線の留まる駅には、同じような駅ビルが出来、同じような駅前広場、地下街やコンコースがあります。
そして、高層ビルが建ち始めます。
リトル東京の再生産です。
ちょっと残念。

 
広島の旧市街地と呼ばれる、山陽本線より南、平和大通りより北に挟まれたエリア。
歩いて回れるコンパクトシティです。



が・・・。
昨今、高層ビルが林立するようになりました。
 
 


リトルTOKYOになるのは、ちょっと残念。
オリジナリティ溢れる街に進化していただきたいものです。

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宮廷画家ルドゥーテの美花選展 inひろしま美術館 ジョセフィーヌやマリーが愛した「花のラファエロ」

2017年01月09日 | 美術館・アート

ひろしま美術館(広島市)で開催中の「宮廷画家ルドゥーテの美花選展」を観てきました。

新春から、花の絵画の鑑賞・・・もうすぐ春です。

このひろしま美術館。

第一地銀の広島銀行によって広島市中心部に設置された美術館。

創業百年を記念して昭和53年に開館しました。

ゴッホの庭園の絵、ルノワールなどの西洋絵画のコレクションで知られています。

ルドゥーテは、宮廷画家。

ナポレオンの妃ジョセフィーヌや王妃マリー・アントワネットも愛した「花のラファエロ」「バラのレンブラント」と言われています。

バランスのとれた構図、精緻な描写・・・本物の花より花らしい作品が続きます。

 

ピエール・ジョゼフ・ルドゥーテ(1759年-1840年)

現在のベルギー南部サンチュヴェールに生まれ、フランスで活躍した植物画家。

フランス革命を前後して、フランスのセレブに好まれた宮廷画家でした。

マリー・アントワネットの蒐集室付画家を経て、ジョゼフィーヌの庇護のもとマルメゾン城館に集められた植物を克明に記録する仕事に携わりました。

 

期間中、美術館内のカフェ・ジャルダンでは、バロック風のスィーツ、本館ホールではチェンバロのコンサートが開催されます。

この「宮廷画家ルドゥーテの美花選展」・・・なかなか素敵な企画展です。

2月5日まで広島市のひろしま美術館で開催されています。


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広島城の鯉と渡り鳥 鯉城(りじょう)のお堀でコイと酉(とり)のコラボ がんばれ!カープ

2017年01月08日 | カープ大好き!

広島城のお堀に、渡り鳥が集まっています。

鳥のことはよく分からないのですが、多分、鴨なんでしょうかねえ。

お堀で、鯉とともに仲良く泳いでいます・・・。

酉年(とりどし)・・・

今年の干支は、「丁酉(ひのととり)」。

成熟の極に達して徐々に衰えていくものと、逆に全く新しい発想のものに生まれて成長していくものが同居する年だそうです。

丁酉年で重要なことは、一時的な利益や目先の損得ではなく、新たに成長させていくものが、将来、真に価値あるものか否かを見極めていくことであると言われています。

鯉城(りじょう)のお堀で、仲良く泳ぐ鯉と渡り鳥・・・優しい気持ちにさせてくれる光景でした。

 

酉年の今年、セリーグ連覇、日本シリーズ制覇に向けて・・・

がんばれ!カープ


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カープのセリーグ優勝記念碑に連続Vを祈願してきました・・・旧広島市民球場跡地にある「勝鯉の森」

2017年01月07日 | カープ大好き!

カープの優勝記念碑に連続Vを祈願してきました。

旧広島市民球場跡地にある「勝鯉の森」には、カープの優勝記念碑が設置されています。

2016年、カープ25年ぶりのリーグ優勝!

89勝52敗2分・・・2位の読売ジャイアンツに17.5ゲーム差をつけての圧勝でした。

この「勝鯉の森」、当時の荒木広島市長の名前が刻まれています。

当時は、米ソ東西冷戦の時代・・・荒木市長は核実験に対する抗議の電報を打ち続けるとともに、広島市内に木を植え続けました・・・。

「植木」市長などと揶揄されていたようですが、今では広島は緑と川の美しい街になっています。

この「勝鯉の森」には、日本シリーズ優勝の記念碑も設置されています。

1984年の日本シリーズ優勝から30年以上・・・。

この記念碑の除幕式で、緒方監督が話されていました。

「昨年の忘れ物を、取り返しに行かなければなりません。」

「このリーグ優勝の記念碑には、あと一行くらい入りそうです。カープは、この優勝記念碑をいっぱいにして、2つ目の記念碑を建てたいです!」

 

読売や阪神は、数十億円をかけてFA選手や外国人選手で補強。

カープの選手の年俸総額並みの投資です。

選手年俸は、やはり巨人、阪神の半額なんですね・・・涙。

今年のセリーグは、激戦の様相です。

焼け野原、廃墟の中から立ち上がり、幾多の解散の危機に遭遇しながらも広島市民に支えられた地方の球団。

12球団中唯一、親会社を持たない市民球団。

その気概を大切にして、選手、監督、コーチ、ファン一丸となって戦う2017年です。

2017年のリーグ優勝連覇、日本シリーズ制覇を目指して・・・

がんばれ!カープ


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瀬戸内海「麺」ロード うどん、ラーメン・・・瀬戸大橋、しまなみ街道、鳴門大橋 B級グルメを堪能!

2017年01月06日 | グルメ

瀬戸内海には、瀬戸大橋(児島-坂出ルート)、しまなみ街道(尾道-今治ルート)、鳴門大橋(鳴門-神戸ルート)の3つの橋が架かっています。

東洋のエーゲ海」と呼ばれる瀬戸内海は、本当に美しい自然遺産と言えると思います。

その瀬戸内海沿岸は、うどん、ラーメンを中心とした「麺」のメッカ。

エリアごとに、讃岐うどん、尾道ラーメンなどの食の一大文化圏を形成しています。

シルクロードならぬ、「麺」ロードです。

まずは、瀬戸大橋。

与島サービスエリアで、讃岐うどん。

コシがあり、なかなかの味です。

坂出から、高松を経由して、徳島県へ・・・。

そして、鳴門橋。

こちらは、かまあげうどん。

地元の人は、おやつがわりに、うどんをペロリと食べちゃうそうです。

徳島の友人は、そうめんが名物と言っていましたが・・・。

 

瀬戸内海に沿って走る国道11号線で、愛媛に入ったところにある「道の駅」。

愛媛県ナンバー以外のクルマが停まっています。

そして、行列。

人気のうどん店とのことです。

愛媛県も、東部は「うどん文化圏」なんですね。

 

そして、しまなみ海道を渡ると広島県尾道市。

尾道ラーメンの文化圏に変わります。

やみつきになる豚の背脂が堪らない尾道ラーメン。

瀬戸内海「麺」ロードを締める最高のB級グルメでした。

おいしかった!

ごちそうさまでした!


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鳴門海峡・・・渦上45メートルを海上散歩 大鳴門橋遊歩道「渦の道」にドキドキ ジャンプは厳禁です

2017年01月05日 | 旅行

徳島県の鳴門海峡にかかる大鳴門橋。

うずしおで有名な観光スポットです。

徳島県立「渦の道」。

この大鳴門橋には、高速道路の下に、450メートルにわたる遊歩道が設置されています。

寒風吹きすさぶ中を徒歩で移動。

ナントカの高上がりで、高い所は好きなのですが、ここはなかなかのドキドキものの観光スポットでした。

綺麗な虹が迎えてくれました。ラッキー!

 

遊歩道や展望室の下にはガラス貼りの床があり、海の様子がよく分かります。

ジャンプ禁止」・・・貼り紙があります。

良い子の皆さん、ここで飛び跳ねては、いけません(笑)。

鳴門海峡の海上から45メートル・・・なかなかの迫力です。

徳島県立「渦の道」。

渦上45メートルを海上散歩できる、なかなか素敵な観光スポットでした。


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讃岐こんぴらさん・とら丸旅館 102年の歴史を持つトラディショナルな日本旅館で、ゆったり、まったり

2017年01月04日 | 旅行

讃岐こんぴらさん・とら丸旅館に宿泊しました。

海の神様・金刀比羅宮に一番近い、表参道沿いにある日本旅館。

門前宿です。

こんぴら奥院まで、石段が1368段あるのですが、このとら丸旅館は、94段目に立地しています。

大正元年に開業したこの旅館、100年以上の歴史。

すごいものです。

造船会社の経営者だった義理の父が、毎年のこんぴら詣の際、宿泊していた旅館。

はじめて訪れました。

出迎えてくれたのが、女将さん。

ご高齢ながらも、品の良い、きれいな女性。

義理の父もファンだったんだろうなあ(笑)。

この女将さんからは、義理の父の話も出てきて、ビックリ。

四年前に亡くなったことを伝えると、お悔やみの言葉をかけていただきました。

 

半世紀にわたり、造船業にたずさわってきた義理の父。

幾度もの造船不況を乗り切り、腕一本で造船会社を経営してきた昭和の男でした。

無借金経営が自慢の彼の生活は質素そのもの・・・従業員を手厚く支え、現場をこよなく愛していました。

その彼の楽しみが、新造船の進水式と、年に一度、海の神様にお参りする際に宿泊する、このとら丸旅館でした。

合掌。

とら丸旅館は、今風のモダンな日本風ホテルではなく、本当のトラディショナルな日本旅館。

設備も古いし、飾り気も演出もありません。

女将さんを初めとする従業員の皆さんが、本当に宿泊者を喜ばせようとするフレンドリーな姿勢だけが唯一のサービス。

これを、おもてなしとかホスピタリティなどという言葉でまとめることは少し違和感があります。

 

一階にある温泉で、ひとっ風呂。

今日は、こんぴら参り、奥院までの1368段を制覇・・・疲れたなあ(笑)。

夕食には、地酒芳水をいただきました。

浴衣を着て、ゆっくり、まったり・・・日本に生まれて良かったなあと感じる瞬間です。

朝起きて、ひとっ風呂。

ザ・ジャパニーズ・・・美味しい朝食をいただきました。

味噌汁が最高のお味で、お代わり。

担当の女性が持ってきてくれました・・・「大サービスよ!」

とら丸旅館の裏手には、歴史的建造物の公会堂や歌舞伎小屋があるとのことで、朝の散歩・・・。

琴平町公会堂・・・昭和7年建築。

旧金毘羅大芝居「金丸座」。

日本最古の芝居小屋で、国の重要文化財とのこと。

天保6年の建築。

毎年春には、江戸から歌舞伎役者が遠征、公演をするとのことです。

ゆったり、まったりとくつろげた、こんぴら・とら丸旅館でした。


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