日本において、開業率が廃業率を下回るようになって数十年・・・。
事業を起こして、一国一城の主になろうという人たちが減少しています。
ただ、ここにきて、60歳以上の起業家が増加、全体の32.4%がシニア層になっています(2014中小企業白書)。
元気なシニアが、高齢社会ニッポンの経済を活性化するかもしれません。

1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法
クリス・ギレボー著 本田直之監訳
飛鳥新書 630円+税
クリス・ギレボー著 本田直之監訳
飛鳥新書 630円+税
原題は、「The $100 Startup」。
この本は、起業を目指す人の多くが手にする一冊。
10万部を突破しているようです。
ノマドワーカーの本田直之さんが監訳。
口語体の粋な訳、イラスト入りで、サラリと読むことが出来ます。
目次
第一部 気づけば、起業家
第二部 さあ、街で売ろう
第三部 利益を増やす次の一手
第一部 気づけば、起業家
第二部 さあ、街で売ろう
第三部 利益を増やす次の一手
大上段に振りかぶって、大きく始める冒険型の起業ではなく、
小さく初めて持続可能なスモールビジネスを展開するというのが、同書の趣旨。
自分自身を再発見することから始めて、その強みには、必ず別の活用方法があると主張します。
顧客の年齢層を調べるな
ビジネスプランはA4用紙1枚に
ことわれないオファー
収入を倍増させる微調整 などなど
実際にスモールビジネスを立ち上げ、成功させた著者のリアルな方法論が、事例を交えて展開されていきます。
少しでも、起業や独立開業を考えたことのある人には、ぜひ一読していたたきたい一冊です。