スピリチュアルやオカルトの類はあまり信じていないのですが、神社への参拝はかかさないようにしています。
地元の広島城内にある廣島護国神社は月に一回、京都の上賀茂神社、安倍晴明神社、伊勢神宮、出雲大社は、定期的に訪れているようにしています。
鳥居をくぐる前に一礼、手水、参道の端っこを歩く、ニ礼二拍手一礼・・・そして一礼という「礼」で参拝。
参拝した後、急に雨が上がったり、お日様が出てきたり、神社全体が輝いて見えたり・・・そんな不思議な光景に驚くことも多々あります。
そんな中、出会ったのが一冊の本。
神主さんが書かれた本です。

北白川の神職が教える運気のつかみ方
皐乃綾水著 王様文庫 680円+税
皐乃綾水著 王様文庫 680円+税
著者は、東京生まれの神職で神道セラピスト。
ロンドン大学ICCで西洋美術史を専攻、帰国後、神職資格を取得。
同書は、初の著書とのことです。
同書は、初の著書とのことです。
著者が言う「運がよい」とは、「無難であること」と定義しています。
神道には、「中今(なかいま)」という思想があるそうで、過去と未来の真ん中にある「今」を大切に行きましょう!ということで運気が好転してきますよということだそうです。
そして、試練は「神さまが課したテスト」、最も大切なのが、「素直」と指摘します。
なるほど。
目次
1章 「運気をつかむ」神さまとのつながり方 感謝の心で、一生懸命、真っ直ぐに
2章 不思議といいことが起きる「祈り方」 願いが叶う「神社参り」の作法
3章 神さまからの大事なメッセージを受け取る方法 お礼、おみくじとのつきあい方
4章 「祓い」と運気の不思議な関係 なぜ「清浄であること」が大切なのか
5章 しきたりは運気を守り生かすためにある 「昔から伝えられてきたこと」の深い意味
6章 運気を生かす「体と心」の整え方 神さまとつながるために「何を食べるか」
1章 「運気をつかむ」神さまとのつながり方 感謝の心で、一生懸命、真っ直ぐに
2章 不思議といいことが起きる「祈り方」 願いが叶う「神社参り」の作法
3章 神さまからの大事なメッセージを受け取る方法 お礼、おみくじとのつきあい方
4章 「祓い」と運気の不思議な関係 なぜ「清浄であること」が大切なのか
5章 しきたりは運気を守り生かすためにある 「昔から伝えられてきたこと」の深い意味
6章 運気を生かす「体と心」の整え方 神さまとつながるために「何を食べるか」

同書で線を引っ張ったところをピックアップしてみました。
・感謝できる人は才能がのびやすい
・コツコツと積み上げてきた幸せは強い
・激しいプラスの波の後には、必ず激しいマイナスの衝撃が待っている
・祝詞(のりと)とは、「言葉のお供え」・・・「とおかみえみため(遠神笑美給)」が良いのでは・・・声に出すことで言葉に宿る不思議な霊力(言霊)が発揮
・不快な出来事、ネガティブなものを祓いたいときは・・・「はらえたまい きよめたまえ かむながら まもりたまい さきわえたまえ」
・「あ・ま・て・ら・す・お・お・み・か・み」の奏上も効果的
・参拝は、作法より心構えが大切
・ニ礼二拍手したら、まず日々の感謝
・境内の甘味処で「神気」を直にいただく・・・御神酒やぜんざい
・賽銭には5円硬貨を入れる 5円(ご縁)硬貨に込められた「日本の安泰と成長(農業、水産業、工業が図案化されている5円玉)」への願い
・高額なら「ご祈祷」をお願いする
・神社でのお祈りとは「神さまへの宣誓」
・「ここぞ」というときの参拝では下着は白に!
・お礼参り・・・「いつかお礼をお伝えしよう」の気持ちが大切
・お札=神さまの御分霊

・身につけて持ち歩いてこその「お守り」
・汚れはケガレ・・・返却の目安は1年後
・おみくじは、神さまからのラブレター
・神棚は無理に持たなくてもいい・・・心の神棚が大切
・「小さな人生のリセット」とは、掃除
・片づけは自分と神さまに向かい合う作業
・あなたの部屋で、神さまはゆったりとくつろげるか?
・玄関、コンロ回り、流し台、風呂場、床、トイレ
・無理なく運気をアップさせる・・・朝日をあびること、新月にお願いごと、寝る前には感謝の言葉
・季節の変わり目を意識すると運気があがる
・新米を口にするのは「新嘗祭」が終わった頃に

日本人として生きていくために大切なヤオロズの神々への感謝・・・コンパクトにまとまった一冊です。
断捨離や素直、日々のコツコツ努力、感謝・・・当たり前のことが、なかなか難しい現代です。
そういえば、最後にはスピリチュアルな世界に入っていった経営コンサルタントの船井幸雄さんも「プラス思考、素直、勉強好き」という成功する人間の三大条件を残されています。
神社詣では、ずっと続けていきたいと思います。
