日経ビジネス誌2021.7.19-26号の巻頭の「有訓無訓」。
プリマバレリーナの森下洋子さんが取り上げられていました。
広島市で生まれ、3歳からクラシックバレエを始め、今年70年を迎えたとのこと。
本当にすごいことです。
幼少の頃、身体が弱く、医者に勧められて近所のバレエ教室に通い始めたそうです。
21歳で米国留学をする時に、マツダの社長に「米国の知り合いを紹介してほしい」とお願いに行ったこと、東日本大震災後に石巻の体育館で公演を行ったことなどを知りました。
また、稲盛和夫さんの「生き方」が愛読書とのこと・・・驚きました。
森下洋子さんの言葉です。
日々新鮮に全力で稽古をするこの過程こそが「夢」そのものです。
バレエに魅了された幼い時から「1年1組」の生徒のままなんです。
バレエを通じて、夢や希望をお届けすることは、広島という地に生まれた私の使命だと思います。
私は未完成な人間です。
だからこそ、届かない未来に手を伸ばすことができる。
バレエは到達点のない祈りです。これからも力の続く限り、踊り続けたいと思います。
言葉の一つひとつに重みがあります。
森下洋子さんの言葉にパワーとエネルギーをいただきました。
感謝!