ちょっと面白い未来予測本を手に取りました。
未来と言っても、7年後の日本。
東京オリンピック、パラリンピック後の世界です。
東京オリンピック、パラリンピック後の世界です。
常勝投資家が予測する日本の未来 2025年に何が起きているのか?
玉川陽介著 光文社新書 780円+税
玉川陽介著 光文社新書 780円+税
著者の職業は、投資家。
20歳代で情報処理受託の会社を立ち上げ、上場企業に売却。
100億円の資産を持つ「常勝」投資家とのことです。
著者は、「金融経済」「情報技術」「社会システム」という3つの切り口から、日本の7年後を予測していきます。
見立て、目論見も、かなりポジティブで、世界経済、日本経済も明るいと指摘しており、読んでいて楽しい一冊です。
目次
第1章 金融経済のゆくえ
・日本はふたたびバブルを経験する
・日本経済の躍進は東京五輪のあとも続く
・アジア人富裕層が経済移民として押し寄せる
・地方にこそ世界を変える夢がある
第2章 情報技術のゆくえ
・渋谷のビル街の栄枯盛衰
・キラキラした経営理念の裏にギラギラした別の夢
・まとめサイトは終わり理工学ベンチャーへ
・1対n産業で日本の製造業は再び輝きを取り戻す
・人工知能と遺伝子情報で情報工学は神の領域へ
・渋谷のビル街の栄枯盛衰
・キラキラした経営理念の裏にギラギラした別の夢
・まとめサイトは終わり理工学ベンチャーへ
・1対n産業で日本の製造業は再び輝きを取り戻す
・人工知能と遺伝子情報で情報工学は神の領域へ
第3章 社会システムのゆくえ
・古典と漢文は社会で役立たないのでなくなる
・英語は誰でもできる時代に
・一億総契約社員時代の到来
・一致団結のチーム戦から成果報酬の個人戦へ
・士業の多くは仕事がなくなり廃業する
・社会的地位の向上する現場系士業
・天下りと利権団体は解体される
・購買履歴で個人の行動が丸裸に
・古典と漢文は社会で役立たないのでなくなる
・英語は誰でもできる時代に
・一億総契約社員時代の到来
・一致団結のチーム戦から成果報酬の個人戦へ
・士業の多くは仕事がなくなり廃業する
・社会的地位の向上する現場系士業
・天下りと利権団体は解体される
・購買履歴で個人の行動が丸裸に
学者でもなく、エコノミストでもない投資家である著者が語る日本の未来・・・なかなかリアルで生々しい切り口が面白いです。
各章の最後にあるコラムも、なかなか新鮮です。
ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
各章の最後にあるコラムも、なかなか新鮮です。
ぜひ手に取っていただきたい一冊です。