癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

「美しいキモノ」と希望に燃える赤い花

2015年02月28日 | ガーデニング

 

ぽんぽんぽんと手をたたき

春ですね

春ですね~

ラジオから聞こえる園児の歌声も

元気いっぱい・・・


春を近くに感じたのも束の間

今日の窓の外は白い雪がちらついて

寒い冬に逆戻り

小屋の釣灯籠は大きく揺れています。

 



 

2015年2月20日発売の

婦人画報の「美しいきもの」春号に

鹿角紫根染・茜染が掲載されました


 

 

各地の風土に培われた美しい布が

次世代に受け継がれることを願って・・・

 特集記事が取り上げられています。


記事の執筆者は

「紫(むらさき)」の著者

竹内淳子さん(民俗学者)です。

 

竹内淳子さんは

 著書「紫(むらさき)」

「消えてしまった鹿角花輪の紫根染」

 栗山家を紹介された方です。


北の大地で育まれた各地の貴重な

 たくさんの手作りの染織の技が紹介されています。




左は大枡絞りの紫根染

国無形文化財指定(人間国宝)栗山文次郎氏作です。

右は秋田県無形文化財指定の

栗山文一郎氏の小枡絞りの茜染です


 

全国比類ない美しい染め物として

南部藩時代に栄えた鹿角の紫根染ですが

悲しいことに

今は途絶えた古式の紫根染になっています。


文一郎氏の奥様は

20数年の時を経て今また掲載されたことに

驚きと感慨深げな様子でしたが

喜んでおられました。


春には

鹿角市文化の杜交流館

「コモッセ」で

栗山家の展示が予定されています。

4月16日オープンが待たれます。

わくわく・・・



                            カタクリの花
        

 

江戸紫、京紫、南部紫と

日本の三大紫根染産地は

南部紫根染を最後に消えてしまいましたが

よみがえる日を夢見ています


 

 

 

ハイビスカスがまた咲きました。

 希望の花です

 

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