我が家のガーデナーは今日から1泊でお出かけ
庭師は明日から1泊でお出かけということで
今日の庭師は、我が家の庭仕事をしました
黒松がちょうど「緑摘み」の時期を迎えています。
我が家には大小合わせて5本の黒松があります
その内の一番大きな黒松は、6月の末にサツキの刈り込みなどと一緒に
よその庭師さんにお願いします
我が家の庭師一人ではいささか庭木の数が多すぎるからです。
緑摘みとは、
立ち上がりってきた今年の新芽を
程よい数になるように
程よい長さになるように
その伸びた新芽をかき取り、自然でしまった樹形にするための作業です。
地域によって緑摘みの時期は違います。
手で摘み取れるくらいの柔らかい内に摘み取ります
摘み取るとこんな具合になります。
新芽は、1ヶ所から2~6本くらい出ますが
下の枝にも光や風が当たるように新芽(緑)の数を減らします。
樹頂部は勢いが強いので、私はここは大分短くします。
新芽は不通一ヶ所から2~6本出ます。
真ん中の芽を除いて2本にするのが原則的な摘み方です 。
しかし、下枝の樹勢が弱いときなどは緑を多めに長く残すこともあります。
鋏で切っても良いのですが、切り口が黒くなることもあるので、手で折ります。
こちらの黒松の緑摘みも完了
小松は、樹勢の強いところは思い切って短く摘み、加えて剪定鋏での剪定も行います。
そうしないと、小松が小松でなくなってしまいます。
大きな松にならないよう
小さくて形のよいものになるよう緑を摘んだり、剪定をしたりします。
この作業で、樹形が大きく変わるのでなかなかに楽しい作業です。
しかし、緑を摘むとその折ったところから樹液がしみ出してきます。
樹液がいっぱいしみ出してきて、やがて地面にポトンと落ちることがあります。
それは、まるで松の木が涙を流しているように私には見えてすまない気持ちになります
松の木には、黒松の他に赤松や五葉松もあります。
我が家には、実生で育った大きな赤松や盆栽の五葉松もあります。
盆栽の五葉松はまだ緑が伸びていないので、もっと後で作業をします。
赤松は、今年強剪定をし基本樹形を作ったらよいのか
もう一年成長させてからにしたらよいのかと、迷いを楽しんでいます
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