沢目の2日目、午前中は買い物へ午後はおばあちゃんに誘われて温泉へ、ご存じの方はご存じの「ハタハタ館」です。おばあちゃん、おにいさんと私たちでお出かけです。途中県議の方の新宅なったお庭の広大さ、素晴らしさに驚かされましたが、SAWAMEのお宅の玄関前敷石に見とれてしまいました。
玄関までの長い通路一面に石を敷いています。
おかあさんが以前に小屋の脇から藤棚までの長い延べ段の作り方とは違います。一昨年春に私たちが作った玉石(小さいもの)をモルタルにたたき込み刷毛で洗う「洗い出し」の方法で作ったものだと思います。私たちの作った物と違うところは地元の平たい石を大小、さらには違う色の石も混ぜて作ったことです。
石の形も川の上流の不正形な石ではなく、大分下流のほとんど丸くなった石を使い、石の並び方にリズム感が感じられます。この丸い形やその色の変化が見る目を引きつけるのだと思います。
この敷石は決してプロの庭師さんが作ったものではなく、ここのお宅の方が近くの川から拾ってきたたくさんの石を使い長い時間をかけて作ったのだと思います。地場ものの素材を使った地方の美味しい料理と同じように、その地域でしか手に入らない素材(石)を使って作るからこそ、個性的な魅力のある敷石になるのだと思います。
私も地元の様々の素材をよく観察し、より個性的でここでないと作れない美しさを追求していこうと思います