情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

沖縄密約とともに消えた6000万ドルの対米無利子貸与~金返せ~

2008-09-10 08:36:37 | メディア(知るための手段のあり方)
 沖縄密約には、実はいろいろな約束があるわけで、上の画像の密約、大蔵省財務官柏木雄介氏と米財務長官特別補佐官ジューリック氏との密約では、日本銀行が6000万ドルもの大金を米国に連邦準備銀行に預けることが盛り込まれている。

 その部分をアップにすると…



 この部分を翻訳すると、こうなる。

【日本銀行は、6000万ドルないし現に通貨換算した額のいずれか大きい方の金額を、合衆国財務省の主銀行であり取次ぎ銀行の役割を果たすニューヨーク連邦準備銀行の無利子預金口座に入金する。資金は少なくとも25年間、継続して預金されるものとするが、この期間中に、日本国政府は合意された客観的基準により決定されたとおり)収支上の緊急の必要に応えるべく一時的に預金を引き出すことができる。】

 政府はこの密約もなかったといっているのだから、米国はこの6000万ドルを日本に返さなくてもよいことになってしまう…。

 長期政権だとこんな大事なことすら、秘密にしておけばいいという感覚で政治をされてしまうから怖い。

 次回選挙では民主党に6000万ドルを返してもらうことをマニュフェストに盛り込んでもらいたいものだ。





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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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