週明けに代表質問に入る。共謀罪反対派としては,民主党には,まず,共謀罪が本当に必要なのかをきっちりと問いただすことからはじめて欲しい。詳細な審議は委員会で行うとしても,民主党が党として,申し入れたこと(←クリック)を確認して欲しいのだ。
申し入れた内容は,
1.政府案については政府自らこれを撤回すること。この場合、同条約及び同条約の立法ガイド(2004年)を改めて精査し、わが国における国内法制化の必要性についても再検討すること。
2.上記再検討の結果として、わが国において何らかの国内法制化が必要であるとする場合でも、「参加罪」又は「共謀罪」方式のいずれを選択するかを含め、「自国の国内法の基本原則に従って」(同条約34条1)法律案を策定すること。
3.平岡秀夫衆議院議員の質問主意書に対して「かかる規定(同条約34条2)に留保を付することはできない」、「共謀罪の対象犯罪について更に限定することは、国際組織犯罪防止条約上できない」とした平成17年11月11日付けの政府答弁書については、上記2点の検討を踏まえて、必要に応じ、閣議に諮って訂正すること。
の3点だ。
いったん,民主党案を丸飲みした以上,3は当然だし,条約審議過程からは,本当に共謀罪が必要なのか,原点にさかのぼった審議をすることが必要だ。
与党は,必ず「もう14回35時間20分にわたって委員会で審議を尽くしたのだから採決しましょう」と言ってくるし,場合によっては強行採決しかねない。機先を制するうえでも,代表質問で,丸飲みしたこと,条約制定過程において日本政府代表自らが日本の法律にはなじまないとして反対意見を述べていたことなどをきちんと指摘した上で,委員会審議を迎えるようにしてほしい。
また,「ここに、改めて共謀罪に反対することを明らかにし、他の野党とも共闘して政府・与党の強引な姿勢と対決していく。なんとしてでも廃案に追い込むべく、院内外の力を更に結集する所存である。」(ここ←クリック)と述べ,一貫して廃案を求めている社民党,また,治安維持法の経験からも絶対反対であるべき共産党も,同じ論点について言い逃れを許さない厳しい質問をお願いしたい!
共謀罪に反対する皆様,週明けにゴングが鳴ります!頑張りましょう!!
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1.政府案については政府自らこれを撤回すること。この場合、同条約及び同条約の立法ガイド(2004年)を改めて精査し、わが国における国内法制化の必要性についても再検討すること。
2.上記再検討の結果として、わが国において何らかの国内法制化が必要であるとする場合でも、「参加罪」又は「共謀罪」方式のいずれを選択するかを含め、「自国の国内法の基本原則に従って」(同条約34条1)法律案を策定すること。
3.平岡秀夫衆議院議員の質問主意書に対して「かかる規定(同条約34条2)に留保を付することはできない」、「共謀罪の対象犯罪について更に限定することは、国際組織犯罪防止条約上できない」とした平成17年11月11日付けの政府答弁書については、上記2点の検討を踏まえて、必要に応じ、閣議に諮って訂正すること。
の3点だ。
いったん,民主党案を丸飲みした以上,3は当然だし,条約審議過程からは,本当に共謀罪が必要なのか,原点にさかのぼった審議をすることが必要だ。
与党は,必ず「もう14回35時間20分にわたって委員会で審議を尽くしたのだから採決しましょう」と言ってくるし,場合によっては強行採決しかねない。機先を制するうえでも,代表質問で,丸飲みしたこと,条約制定過程において日本政府代表自らが日本の法律にはなじまないとして反対意見を述べていたことなどをきちんと指摘した上で,委員会審議を迎えるようにしてほしい。
また,「ここに、改めて共謀罪に反対することを明らかにし、他の野党とも共闘して政府・与党の強引な姿勢と対決していく。なんとしてでも廃案に追い込むべく、院内外の力を更に結集する所存である。」(ここ←クリック)と述べ,一貫して廃案を求めている社民党,また,治安維持法の経験からも絶対反対であるべき共産党も,同じ論点について言い逃れを許さない厳しい質問をお願いしたい!
共謀罪に反対する皆様,週明けにゴングが鳴ります!頑張りましょう!!
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