情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

政治をファミリービジネスから解放しよう!~福田会見最後の一答を残す

2008-09-02 07:06:03 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)



 いやぁ、びっくりした、首相としての最後の言葉が、「私はね、自分自身を客観的に見る事ができるんです。あなたとは違うんです」…。そりゃ、子供のけんかのレベルの答えだろう。安倍晋三に引き続く投げだし首相、やはり、二世、三世が地盤、看板、鞄を引き継いで、ファミリービジネスとして、政治家をしていることに問題があるとしか思えない。普段、あまり時事ネタは取り上げないのだが、福田会見の最後の質問とその答えはいろいろなところで取り上げ、記憶にきちんととどめておくべきだと思うので、あえて、取り上げておく。

 見た方も多いと思うが、画像は、次のyoutubeにある。

http://jp.youtube.com/results?search_query=%E7%A6%8F%E7%94%B0%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%80%80%E8%BE%9E%E4%BB%BB%E3%80%80%E4%BC%9A%E8%A6%8B&search_type=&aq=f

 中国新聞の道面記者が、福田の会見が人ごとのように聞こえることについて質問をしたところ、出てきた回答が、冒頭の「私はね、自分自身を客観的に見る事ができるんです。あなたとは違うんです」というもの。

 あ~、辞めてくれ本当によかった…。そう思った市民も多いだろう。しかし、今後の自民党公明党政権でも首相候補者は、二世三世ばかり。民主党はまだましだが、それでも、そんなに状況が違うわけではない。

 軍隊を置かない国コスタリカは、民主的なシステムをあれこれもうけているが、最たるものの一つが、国会議員が二期連続して就任できない、ということだ。このシステムによって、政治家を儲かる仕事ではなくしている。

 いきなり、日本でそこまでのことはできないだろうが、二世、三世が親の地盤のある都道府県からは出馬できないという仕組みをつくることくらいはできるのではないだろうか。

 このシステムを提案できる党から、マニュフェストに掲げ、具体的な法案を提示してほしい。

 客観的に見ることができる議員を増やすために…。
 
 

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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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